OOTelesa「こちらロックンロール天国」




曽我部恵一withダブルオー・テレサで2004年全国を回っていたと話題になっていた彼らの作品。何やら下北沢のバンドで、二年ぶりのセルフプロデュース作品とのこと。こりゃあ、ジャケットからしてなんか楽しそうな音楽やってそうだなーという凄まじいカラフル具合。実際、彼らは聞いててなんか恥ずかしくなるほどの青春ロック。こんな楽しそうな音楽をやられたらこりゃー天国かもしれないわ。音は決して綺麗ではないんだけれど、というか全体的にライブみたいな感じで収録されてて、その分身近な感じがして良いなあ。


スカのリズムで演奏されるノリノリな②「イヴ」、ゆらゆら帝国みたいな演奏が見られる⑦「Abazure Go Go」が好きだな。ギター音は色んな演奏を見せてるしなかなかイケてて良い。ボーカルの声は決していいとは言えないんだが、やけに恥ずかしさを覚えて聞いてしまい、そこは人それぞれかも。けど、彼ら、『ライブ行ったらぜったーーーーーーーーい楽しい』はず。これだけはこのアルバムで十分わかったし、すげー期待しちゃうわ。そんな愉快なロックンロールアルバム。

クッキーモンスター




クッキーモンスターにはよく見ると鼻がない。よく見ると眼の位置がおかしい。しかも、滑車神経・外転神経・動眼神経の異常を考えてもイマイチ納得が行かない。


彼は時々自分をバカにしている。


彼は時々自分を笑っている。


彼は時々喜んでいる。


彼は時々何かを楽しんでいる。


彼はいつでも幸せだ。


あーどんな表情もみんな自分の姿を反射する鏡だ。


でも、絶対いつか僕はこいつを怒らせてやる。必ず。