男女全面戦争

id:republic1963師の日記からリンクされていた「少数意見を〜」の話を見て爆笑してしまいました。キン肉マンというばかっぷりが最高。

まあそれはそうと、男女全面戦争ってどこでもあるんですね。ちびまるこちゃんでも確かライダーシールか何かで男女がもめたという話がありましたが、私のクラスでもありました。
原因は体育祭での縄跳びの練習についてです。本当下らない内容*1でした。
事の顛末はこうです。中学時代、体育祭で長縄跳びをやる事になりました。そこでクラスの担任(30代で悪い意味での独身女性)が「クラスで練習しましょう」と言い出したのです。この先生は求心力が無く、普段から生徒にバカにされていたのですが、ここで女子の一人が「やろうよ」と言い出したのです。
これにキレたのがAクラスの男子たちです。このときはAクラスの女子も提案者の女子生徒に賛同した為、分裂が起きました。正直Cの私にとってはどうでもいい事だったのですが、Aを中心とした男子の半数が「女子と一緒に飯食いたくない」と廊下で飯を食い始めたのです。私はそこまでする気力も男気も無かったので、教室内でCに近いBクラス(これをB−、ビーマイナークラスという)と普通に談話してました(会話をした女子たちも「どっちでもいい」みたいな考えでしたので)。
結局2〜3日で何事も無く終結したのですが、ある意味これは思春期の男が「男=女なんぞに」という田嶋先生が聞いたら間違いなく激怒するような思想を持っているからではないかと思います。まあ、どうでもいいよ、という感じでした。

*1:恐らくは全面戦争のほとんどが下らない理由のはず

ABC理論 シリーズ化第1回「ジャイアン理論」

本題の前に、ちょうど上記の全面戦争が起こっていた頃の事です。席替えって中学生位までは一大イベントでしたよね。やり方はクジ、アミダ、あるいは教師の独断(小学校はそうでした)などあると思いますが、このときは、例によって担任の指導力が低かった為、なんと一部のAクラスの人間たちにより席が決められてしまったのです。これは席順で自動的に班が決まり、この班で修学旅行を行動しなければならなかった為、生徒側が半ば強硬に推し進めたのです。
この時は見事でした。窓際がA、真中がB、廊下側がCと男女ともにきれいに分けられたのです。ちなみに私は真中の一番後ろでした。以前話した、BからCに降格した男子がいた為に、大宮アルディージャのごとく何とかBの列には入れたのです。この時ほどABCの階級を痛感した事はありません。

さて、本題です。今回は「ジャイアン理論〜なぜCは辛いのか」をお送りします。
C=いじめられっこという構図があることは否めません。ただ、いじめと言っても肉体面・直接的精神面でのいじめ(殴る蹴る、完全無視など)まで来るとABCなんてのんきな事はいってられません。ここではそこまで深刻ではない階級差についてのお話です。
さて、今回のお題「ジャイアン理論」とは何か?言うまでも無くドラえもん内でのび太はC、そしてジャイアンはAクラスです。(その他のキャラについては後日の説明に回します)そして、ジャイアンの口癖は何ですか?「のび太のくせに」。そう、これこそCクラスの立場を端的に表す言葉なのです。
ちょっと話は変わりますが、サルにもボスザルや階級差があるというのは有名です。しかし、これは毎回争う事で決まるのではありません。何かしらの理由で自ずと階級が決まってしまいます。
ABC理論も一緒です。例えば新しいクラスに生徒が集まった時、全員がケンカしてABCが決まるのではなく、自ずと決まると思います。そこでCクラスになった人に「〜のクセに」がつきまとうのです。
例えばCがちょっと色気づいたりしちゃったとしましょう。そうすると、いじめが起こるとまではいかないものの、何となく「何だよあいつ」みたいな空気が流れます。その理由が「〜のクセに」です。AやBの人がABC階級を意識していないという話は以前しましたが、例えば「あいつは運動音痴なくせに」「ブサイクなくせに」という理由ではなく(これらの要素がCクラスを確定させるのですが)、「○○(Cの名前)のクセに」と、全人格を否定されてしまうのです。
いじめられるよりはいいかもしれませんが、Cにとってはこの雰囲気が辛いのです。もちろん、女子からも同じような目で見られますし・・・。

さて、次回は「AとBは主従関係か〜スネ夫出来杉理論」をお送りします。