『インクレディブル・ハルク』*2

アン・リーが監督した『ハルク』は無かったことになっているのかな?まあ、当然の結果なんだろう。今回の監督のルイ・レテリエは、『ダニー・ザ・ドッグ』『トランスポーター』の人だ。
冒頭、今までの経緯をダイジェストで見せていく。わかりやすいから良いし、これで前作とは関係ないとわかる。で、主人公のエドワード・ノートンの潜伏先がブラジルなのはいい。町の道場で呼吸法を教えてもらう先生がヒクソン・グレイシーにしか見えないんだけど、あれ本人か?それがやたら気になってしまった。検索したら、やはり本人か。
全体的な展開とか見せ方は色々面白かったし良かったんだけど、"ハルク・スマッシュ!!"で醒めちゃった。スパイダーマンと被る部分が多いよなー。つか、回収してない伏線とか、エンディング直前に来月公開の『アイアンマン』で主役のロバート・ダウニー・Jrがその役で出てきて、世界が繋がると言うか宣伝と言うか前ふりなのか?と思わせぶりな終わり方をする。色々消化不良になってしまった。