学名:ガマ科ガマ(蒲、香蒲)属の多年草
池や沼などの浅い水中に群生して生える。
厳密には穂先の形で
蒲(がま)小蒲(こがま)姫蒲(ひめがま)に分かれます。
[蒲]
夏から秋にかけて、茶色の花穂が目立つ。
冬になるとこの花穂の中から綿毛がブワーッと出てきて飛散する。
「蒲団(ふとん)」の「蒲」の字は、
昔、ガマの綿毛を寝具に入れたことから。???
「蒲鉾(かまぼこ)」は、最初のころは
竹輪のような形をしており、ガマの花穂に似ていたことから。
「蒲焼(かばやき)」は、うなぎを筒状に切って焼いていた形がガマの花穂に 似ていたことから。
ガマの花粉は止血、利尿の漢方薬になる。
「古事記」によると、
けがをした”因幡(いなば)の白うさぎ”は、大国主命(おおくにぬしのみこと)の指示で ガマの穂にくるまり、その花粉で止血して 傷を治したとされています。
備忘録
【床の間の花】日記・ガマの穂