ツイッターがコマース・プロダクト「ツイッター・オファーズ」を試験運用、クレジットやデビットカードと連携

ツイッターは新たなコマース・プロダクト「ツイッター・オファーズ」を試験運用していることを告知した。今回の告知に先立って、ツイッターは初のコマース・プロダクトとして9月に「購入」ボタンの導入を発表、これを使うとユーザはツイートから直接購入ができる。
今回の告知はツイッターに広告を出す商店を狙ったもので、これらの商店はツイートをつかったキャッシュバック特典の提供などができるようになる。そしてこの特典はコンシューマのクレジットカードやデビットカードに直接送られる。

カードをベースとした優待はその強みを大いに生かすことができる。たとえばあなたのタイムラインに優待が流れてきたとしよう。上の写真を例に挙げると、コーヒーショップで5ドルを利用すると2ドルのキャッシュバックが受けられる。それもツイッターから別のページに飛ぶ必要もなくあなたのカードへと送られる。 また、店舗へ行く際にも行動を変える必要がない。すなわち、クーポンを持って行かなくてよく、普段のようにカードで払うだけで、後日請求書にキャッシュバックが反映されるわけだ。
同社によると、カードとの統合機能は7月に買収したカードスプリングによって開発済みであるという。
一方商店の側からすれば、ツイッターに出した広告が、実際にコンシューマが店舗に行って購入する気にさせたかどうかを追跡調査することができる。これは同社がデータロジックスとの提携により提供を見込んでいるものだ。(続きを読む)
(From the TechCrunch blog post. Thanks to Anthony Ha.)