ドラゴン・ブルース・リー物語

実質ドラゴンパート2(笑)

少林サッカー」のキャンペーンで来日した周星馳映画秘宝のインタビューに「嫌い」と発言している。どんな意図で嫌いと言ったのかそれ以上発言していないが、気持ちとしては理解できる。俺だって黒澤や三船の伝記映画をハリウッドで作られたら嫌だもの。例えどんなに考証が正確だとしてもね。
でもその香港でマトモな伝記映画があるのか?と質問したら、コアなブルースマニアの方でも「ありません」と即答するんじゃないだろうか? 肉体でブルースもどきを探そうとするのがまず無理な話で、演技者から選んだハリウッドは正解と言わざるを得ない。ジェイソン・スコット・リーは格闘経験全く無いそうだが、トレーニングのお陰かそれなりに見える。ハリウッド製だと言う色眼鏡で見てもクンフー映画として上等だと思うんだけど。
「かみさんが実物より美人」の批判は逆に「映画でブス見たいか?」と質問したい。伝記と言っても所詮映画、夢があっても良いじゃないか、だから愛人云々も要らないし無くて良かった(笑)
でも、ブルースの生涯全般に呪いと言うか超自然的な力が働いているかの描写は「ン?」となってしまう。親子二代で夭折したのは事実だけど脚色のし過ぎだよ、製作者には描写しうる何がしの根拠があったと言ってるが、それでもオーバーじゃない?
それにしてもレイモンド・チョウ役の俳優はそっくり(笑)
仕様
イオニア発売・シネスコ・デジタルステレオ・ドルビーサラウンド・CX。アメリカではTHX仕様のコレクターズLDが発売されたが現行のDVDと同じ内容(なはず) 米版と邦版を見比べたけど画質は同じ、DVDとしては見劣りする画質で、LDと比べても印象は変わらず、それよりも返ってDVD独自のノイズが目立つ様な気がする。スクイ−ズでの再発を望む。ハイビットでもイイや。


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