贅沢貧乏(森茉莉)

贅沢貧乏 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

贅沢貧乏 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

森茉莉さんの「贅沢貧乏」を読みました。エッセイ本です。もう何回読んだか分からないや。推測すると9回目ぐらい?
流石にやや飽きてはいるので、あまり好きじゃないところは飛ばし読み。
でもやっぱりこの世界好きだなあ。私が一番好きなのは食べ物の描写です。薔薇色のトマトとかね。
不思議とSF小説に向いている文体な気がします。ファンタジーだとあまりにも合いすぎてるというか。私はその世界観が一番好きなんだけど、文体だけを取っても多くの人に読まれて欲しいと願う作家さんです。