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森茉莉

読書

森茉莉

もりまり

作家。1903年1987年享年85)

森鴎外と、彼の二度目の妻である志げ(しげ)の長女。生来病弱だったため、特に父の溺愛を受けて成長した。

結婚生活

20代で二度の離婚経験がある。最初の結婚相手は父の紹介でフランス文学者の山田珠樹。フランスで初婚時代を送る。一年間の滞仏経験により、幻想的な芸術世界を艶美繊細に築き上げる文学的資質が開花した。山田珠樹との間に長男:爵(ジャック)、次男:亨をもうけるが、結婚生活8年目に離婚。

二度目の結婚では東北帝大教授である佐藤彰の後妻になるが、一年足らずで離婚。

エピソード

  • 自分のアパートの場所を度忘れし、電話料金の振り込みかたも判らないくらいの生活無能力者だったが((エッセイ集『私の美の世界』に附された北杜夫の解説による))、なぜか料理だけは上手だったらしい。
  • 離婚後、実家に戻ったが「出戻り」と言われる。さらに父、鴎外作品の著作権が切れて印税収入が入らなくなり経済的に自立を迫られたのが翻訳・小説・随筆を手がけるきっかけとなった
  • 写真嫌い。晩年は鏡さえ部屋に置いていなかった。
  • 兄弟たちの名前は於菟(オットー)、不律(フリッツ)、杏奴(アンヌ)、類(ルイ)などの西洋名。

恋人たちの森 (新潮文庫)貧乏サヴァラン (ちくま文庫)贅沢貧乏 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

私の美の世界 (新潮文庫)森茉莉―総特集 (KAWADE夢ムック)父の帽子 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)