1947年、東京に生まれる。ノンフィクションライター。デビュー作は自衛隊に勤めるひとびとを取材した「防人のブルース」。従来の講談的な文体を排したドライな文体が、おもに若い読者の支持を集める。とりわけユーラシア大陸を放浪した旅行記『深夜特急』は、いまでも多くのバックパッカーに影響を与え続けている。さまざまなジャンルの作品を手掛けているが、寄せ集め的なコラム集を除けば、スポーツ関係の著作が目立つ。さらに最近では、小説的な手法を取り入れようとしている。 amazon:沢木耕太郎
皆さん、こんにちは。 週末に息子の初めての運動会が近所の小学校の体育館で行われました。短い距離のかけっこと、物を親子で探す競技がありまして参加してきました。子供って毎日が全力なんですよね、見習わなければと、夜は息子の成長を祝いワインを飲みすぎた夜でした。 【有名であれ無名であれ】興味深い方々へのインタビューを元にしたルポルタージュ 【有名であれ無名であれ】興味深い方々へのインタビューを元にしたルポルタージュ 作品概要 あらすじ おすすめ あわせて読みたい 著名な登山家の実話「凍」 和食器のお店~13-Tableware 沢木耕太郎ノンフィクションII 有名であれ 無名であれ 作者:沢木 耕太郎…
こんにちは、めめです!!!学会準備、研修、出張。多忙だと、自分頑張ってる~!!自己肯定感も自己効力感爆上げ~という感じで頑張っています。頑張り続けることは出来ないですが、たまにがっと頑張るのはいいですね。 さて、今週の読書記録です!! 今週は再読したものや新しいもの、シリーズの最終章など様々です。日常において、知らないものに手を出すのは苦手だし、積極的に行わないのですが、本だけは雑食、好奇心旺盛なんですよね。では、今週もいってみましょう!! 1.深夜特急6 著者:沢木耕太郎ついに紀行小説が最終章を迎えました。最後は少し笑ってしまいましたが、自分の心に素直に従い続けた筆者はとても素敵です。あとが…
こんにちは、めめです。 9/29(金) 朝、ジムへ行こうと思い、エレベーターの前に着いた瞬間、お腹が痛くなったので行くのを止めた。ゆっくり準備して、夫が買ってきてくれていたビアードパパの小枝シューを食べて出社した。途中、午後休でも取ろうかと思うくらい怠かったのだけれど、友達にもらった江國香織の「思いわずらうことなく愉しく生きよ」を読むと心が落ち着いて、乗り切ることが出来た。私にとって江國香織はお薬みたいな人なのだと思う。 スーパーへ寄って帰宅した。最近野菜が高すぎて困る。ついに人参まで高くなってしまった。2人暮らしでもこれ以上高くなるのは家庭を圧迫するなと思うくらいなので、家族が多いと大変だろ…
こんにちは、めめです。 9/22(金) 金曜日になると眼が絶不調となる。明日、眼科を予約しておいてよかった。仕事は忙しくなってきている。でも忙しいのはいいことだ。無駄なことを考えなくていいし、時間が進むのが早い。人間関係の悪化は落ち着いてきたようだ。これでストレスによるドカ食いがなくなるといい。この辺は全く別のコントロールなのかもしれないが。空腹と食って繋がっているようで、乖離していることがよく分かる。 買い物して帰宅し、そのまま何も考えずにひたすら料理を作った。本当にひたすら手を動かした。それくらいだけれど、それくらいでいい。 9/23(土) ジムから次の予定まで1-2時間空くと凄く眠くなる…
こんにちは、めめです!!!段々と涼しくなってきましたね。朝晩が涼しくなると秋らしさが増すので、嬉しくなります。でも寒いのは得意ではないので、これぐらいでとどまってほしいのですが、秋って短いですよね。すぐにコートとかマフラーが手放せない季節になるんだろうな・・・(遠い目)さて、今週の読書記録です!! 今週は短い小説が多かったように思います。移動が多かったので、状況的にもさらっと読めるものはありがたかったです。では、行ってみましょう!! 1.タイニータイニーハッピー 著者:飛鳥井千砂一度読んだことあるはずなのにあらすじを見ても内容が思い出せない!ということで再読。読みだして2ページ目くらいでなんと…
かつて戦前日本の密偵としてラマ僧になりすまし、内蒙古からチベットを放浪してその顛末を「秘境西域八年の潜行」という著書に著した西川一三の旅の記録であり、評伝ノンフィクションでもある。西川は日本の敗戦後もそのまま大陸に残り、ラマ僧に扮したまま放浪を続けるのだ。 西川の旅に興味を示した著者は、日本に復帰した後は実直な会社経営者として生きている西川にインタビューしているが、それも中途半端なままで終了し、西川の死後に再度関心を持ち始めたという経緯だ。 もともとは満州鉄道の社員だった西川だが、思うところあって退社し、興亜義塾という教育機関で学ぶ。途中で退学となるも、密偵となることを志し、様々な方面に働きか…
こんにちは、めめです!!!最近は人間関係が上手くいきません!!(笑)とりあえず、「笑」と書いておけば明るくなるかと思いましたが、そうでもなかったです。この時期って絶対うまくいかないんですよね。1年の積もり積もったものがこのタイミングから出始め、人を操作しよう、感謝されようとして、その結果誰にも優しくされない自分が出来上がっているんですよね。自業自得なのかもしれませんが、今までの積み重ねたものってなーとか思ったりするので状況を客観的に理解しきれないのでさらにややこしくなるんですよね(泣) さて、今週の読書記録です!! 今週はシリーズものだったり、ミステリーだったりと手に入ったもの順に読んでいまし…
こんにちは、めめです。 9/8(金) 朝から予想通り大雨。予定していたZOZOマリンでの野球観戦も早々に中止になった。残念ではあるが、大雨かつ週末ということもあり、人と会う気がすっかり失せていた身としてはちょっと有難かった。途中まで帰宅時に寄り道してもいいかな、なんて思っていたけれど、夫が1時間早く帰宅するとの連絡があったのでやめた。 今日は日ハムが久しぶりの試合、巨人が東京ドームとのことだった。実は東京ドームに幼なじみが観戦に行っていたようで行けばよかったかなと思ったけれど、試合は延長の末0-0で終了したので、幼なじみには別の機会に会えばいいよねと自分を納得させた。日ハムはあれだけ休みの期間…
旅は道連れ世は情け、さじゃんです。当ブログは旅好きのメンバーで構成されており、特にトモGPは東南アジアにソロバックパッカー経験があるほど。 沢木耕太郎の深夜特急をバイブルに旅した事もあるそうで、自分も深夜特急を頼りに若い時に香港を旅したこともあります。そんなここではない何処かへ行きたい中年の自分に刺さりまくったのが、日経テレ東大学騒動でやめテレ東となった高橋Pが企画した新旅番組ABEMAオリジナル『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』が8月からスタートして先週晴れて最終回を迎え、個人的に非常に刺さった番組だったのでご紹介したいと思います。 論破王ひろゆきの意外な一面が見れるロードムービー タイト…
こんにちは、めめです!!!金曜日の本屋さんを読んでから書店で働きたい欲が強くなっている私です。分かっているんです、書店員が重労働だということは!でも人生で一度くらいは書店員をやってみたかったなと思います。さて、今週の読書記録です!! 今週も色んな本に出会いました。本を読むと「実は私ってこんな感じのが好きだったんだな~」や「こういうやつ嫌いなんだな」とか知れるから面白いですよね。普通に過ごしていると自分の好き嫌いにあんまり気が付かないんですよね。では、いってみましょう!!! 1.貧乏サヴァラン 著者:森茉莉森鷗外の娘、茉莉のエッセイです。彼女は食だけでなく生活全般においてこだわりが強く、そして世…
「頻繁に旅行をしてください」 これは先日人生で初めて行った占い師に言われた言葉だ。 立派な中年になってしまった私だが、いままで占いというものをやってもらったことがない。単純に興味がなかったし、信じてもいなかった。 だが今年になって色々と人生に変化があって、これからどうやって生きていこうか考えを巡らせる年になった。なってしまった。 こうなると自分でも色々と変化していかないといけない、というほど大げさな話ではないのだが今まで気にも留めなかったことに目がいくようになる。占いもその一環で行ったようなものだ。 占い師曰く、「ひとところにいると、悪い意味で安定してしまうきらいがある。だから頻繁に旅行して頭…
本にまつわるエッセイ集。 やはりモハメッド・アリの長い書評とい うかエッセイが楽しめた。 山本周五郎についての解説、エッセイが 多くあるがすべて未読なので省略。時代 物は近寄らないようにしていたが、藤沢 周平にしびれ、池波になじめず、さてこ れから山本周五郎を手に取ることはある だろうか。 以前にも書いたが沢木特有の文体がすこ しなじめなくなっている、なぜだろう。 単行本で多くを買っていたのに、ちょっ と距離を置いてこれは図書館本。 夢ノ町本通り―ブック・エッセイ― 作者:沢木耕太郎 新潮社 Amazon
人形シリーズ 小諸編 今日は月末の粗大ごみの日で、故人の布団に市の指定の紙を貼って出しました。昼ごろ収集が来ました。 今朝はラジオ体操に行って、帰ってストレッチやら水くれやら布団干しやらなんやらして、意を決してガスステーションにペトロール、否軽油を入れるという名目でトラクターのタイヤに空気を入れに行きました。今は給油もセルフだし空気入れも数値を入力して自分でやる世界になっているそうなので、非常に警戒していたのですが、セルフ給油の際先に支払い方法を選択して割引券等があったら先にバーコード読ませるなどのお作法がまず分からず、そこでスタンドパーソン(女性)の手を煩わせました。さらに、今は給油の蛇口の…
毎晩就寝前に本を読むのが楽しみの一つです。 先日、本屋さんへ行きぶらっと平置きの本を見ていたら、すぐに目が合った文庫本が、ありました。本が私を呼んでいる〜って、感じですね。 時々、こういうときがあります。でも本屋さんを何周かまわっても、全然呼んでいる本に巡り合わない時もあるのですけどね。 「旅のつばくろ」沢木耕太郎さんのエッセイです。 沢木耕太郎さんは、ノンフィクションの作品が多い作家ですが、今まで全く読んだことがありませんし、彼のことも良く知りませんでした。 なぜこの本に惹かれるのか、わからないまま買って帰りましたが読んでみると、彼の感性にとても共感できることが多くて良い本でした。 ノンフィ…
こんにちは、GreenFielderです! 年の瀬もいよいよ押し迫って参りました。 私は1月からの米国赴任を控えてVISA取得やら現地銀行・クレジットカードの口座開設やらの手続きも慌ただしくなってきました。 並行して、これまで整理もせずほったらかしてあった自分の荷物も整理を開始。 ・・・と言っても自分の荷物なんて大して無いのですけれども。。 生活必需品を除けば、私の持ち物は大きく3つ。①山用具、②カメラ関連機材、③書籍、です。パソコンや関連機器は基本家族共用なので「私物」ではない。 あ、でもパソコンは買わねば・・。 パソコンの話は一旦置いておいて、今回記事はタイトルの通り③書籍に関する話です。…
COVER DESIGN YUSUKE KURACHI (ASTRORB) 初出「ヤングマガジン」'22年47号~'23年6号掲載。休んでないんですね。すごいなあ。 満州アヘンスクワッド(13) (コミックDAYSコミックス) 作者:鹿子,門馬司 講談社 Amazon 火花爆せる歓楽街 上海シャンハイへようこそ! 180万部 突破!! 阿片密売クライム サスペンス! 叛逆の薬物で魔都を支配せよ! 原作門馬司 漫画鹿子 帯 東洋一の歓楽街、 上海を 呑み込む真阿片! 躊躇いのない侵攻に 支配者たちは激昂‥‥! 民を踏み躙るマフィアと警察に 勇たちの抵抗は通じるのか? たった六人で…… 構成員数千…
ブログを書くとき、私たちはときどき、「どんなテーマで書くか」に頭を悩ませます。 生活していて、大きなことがなくても、全く何もないことはあまりありません。何かしらのことに遭遇しています。本を読んだり映画を観た感想でもいいし。 これには、恐らく、書き方がよくわからないことが関係しています。 例えば、「スターバックスにコーヒーを飲みに行った」としましょう。やはり、これだけでは話が終わってしまい、ブログ記事としては成り立ちません。 そこで、まず、スマホや紙のメモ帳に思いつくまま書きたいことを書き出す。 スターバックスには何時頃行ったか。 ドリンク、フードは何を飲み、食べたか。 そのメニューはどんな味だ…
〈沢木耕太郎ノンフィクション〉第Ⅶ巻は社会/長篇。1960年をテーマにした2作を収録している。どちらも傑作。 「危機の宰相」 「テロルの決算」 「危機の宰相」 初出:「文藝春秋」1977年7月号 1960年、岸のあとに首相になった池田勇人が「所得倍増」を掲げる。この有名なキャッチコピーはどのようにして生まれ、実行されたのか。そのルーツをたどりながら、1960年代初頭、安保の危機から政・財・官の「蜜月」へと転じた日本政治の動きを描き出す。1960年代は、経済の発展がそのまま幸福につながると信じることができた、とある。書かれた1970年代当時から見て、その点では良い時代とされる。みなが同じ目標を共…
今日は本の紹介をさせてください。私の大好きな本、沢木耕太郎さんの「深夜特急」についてです。この本はバックパッカーのバイブルとして多くの旅行者の間で必読書の扱いになっています。深夜特急は沢木さん自身が、香港を出発点にロンドンまで陸路で進む旅行記です。文庫版で全6巻のシリーズですが、前半は旅行そのもの、その国の文化や食べ物に、そして徐々に内面的な描写が多くなっていくのが特徴です。私は大学の先輩にお勧めされてこの本に出合いましたが、社会人になった今でも一年に一回は読み直しています。日常のいろいろなプレッシャーや漠然とした不安に心が疲れてしまったとき、この本を読んで世界の広さについて耽ることにしていま…
PAPAZAMEです。 私は仕事で多くの時間を、PCと過ごしています。コロナ禍で、在宅でのリモートワークが増えてから、よりその時間は増えました。 実感として、自宅など場所を問わずに仕事ができるようになったことは、メリットがたくさんありますが、デメリットもあるなと思っています。 今、特に悩んでいるのが、目の疲れです。 モートワークになってから、社内のコミュニケーションは、チャットツールでのやり取りが主体になりました。オンラインでのミーティングも激増しました。 その結果として、今まで以上にPCを見る時間が長くなったんですよね。ブルーライトも相まって、今まで以上に目を酷使します。 安物のブルーライト…
1.小学生が読んではいけない本 〇「人気シリーズ」 〇「名作のダイジェスト本」 〇ライトノベル 〇大人に人気のファンタジー 2.中学生でよむべき本 読書=教養 読むべき本 小学高学年で読んでほしい本については、こちらの記事で書きました。 peter-lws.hateblo.jp 今回は、小学生で読んではいけない本、そして中学生になったら読むべき本について書いてみたいと思います。 1.小学生が読んではいけない本 普通に出版され、そして売られている=買われている本について、「読んではいけない本」扱いするのも失礼な話ですよね。ここで言いたいのは、「頭脳が発達する大切な時期に読むのは時間の無駄である本…
世界二周目の準備として、株の勉強のほかに、小説を書いていくことにした。 株はシンプルに不労所得が欲しいから。 小説は旅を表現するため、それから旅の着眼点を養うため。 大学生になってからは小説より論文や学術書、会社員になってからはビジネス文書を読み書きすることが多いので、こと「小説」となると難しい。 じゃあなぜ小説なのかというと、僕は心理学とか自衛官とかをやっているわけで、そこには守秘義務があるわけで、ずっと溜め込むとちょっとしんどい。それらを匿名化・抽象化・構造化して作品にすることで、なにかしらのカタルシス効果が得られるんじゃないかと思ったから。 今回読んだのは石井貴士さんの「1分間文章術」。…
10/29 友だちが何か本をプレゼントしてくれるというので、シャーリイ・ジャクスンの『くじ』をリクエストした。冗談半分ではあっても他人の家で我が物顔に振る舞う人(「おふくろの味」)、自分の満足のために孫や子どもの才能をひけらかそうとする人(「麻服の午後」)、家事の手伝いに通っていた家の夫人に対して自分もその家に住ませるようほのめかす人(「大きな靴の男たち」)。自分と相手の境界線を無視する人・曖昧な人は怖い、というか嫌だ。 『くじ』はおもしろかったが、物語の悪意にあてられて少し疲れた。バランスを取りたかったので合間に『るきさん』(高野文子)を読む。主人公のるきさんには力みや焦りがまったくないよう…
予報は雨。でも、いい天気。 念のため、傘と雨セットも持っていく。雨セットとは、ダイソーで買ったコンパクトなポンチョ。一度も広げたことがないので、どんなものか?カバンを包めるビニール袋。が雨セット。すっごいスコールだと傘も役立たないらしいから、とにかくどっかに雨宿りした方が良いみたい。靴は持ってきたクロックス風のでは、すべると怖いので、そのままスニーカー。 きのう、ネットで今日のチャオプラヤ川ホップオンホップボート1日券を買った。最終日の分は、日本でKlookですでに買っていたが思ってた以上に、ボート乗り場がホテルから近くて、何かと移動に便利。 で、まずは乗り場へ。券を替えてから行こうと思ったが…
毎週日曜日は、この一週間(11/13~11/19)に週刊誌や新聞などの書評に取り上げられた旬の本を紹介しています。書評内容については各誌・HPなどをご覧ください。 今週の書評本 *表示凡例◆掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数書籍タイトル 著者 出版社 税込価格 書評掲載回数(2回以上のもの) ◆サンデー毎日「遠回りの読書」: 11/26・12/3 号 2 冊根っからの悪人っているの? 被害と加害のあいだ 坂上香 創元社 1,760実験の民主主義 トクヴィルの思想からデジタル、ファンダムへ 宇野重規、若林恵 中公新書 1,100 ◆女性自身「今週の本」: 11/28・12/5 号 4 冊777…