こんにちは、皆さん!一人ぼっちユウトです。今日は、司馬遼太郎の短編集『死んでも死なぬ』について語らせてください。タイトルからして強烈ですが、読み進めるほどに「司馬遼太郎って、こんな切り口も描くのか」と驚かされる一冊でした。 『死んでも死なぬ』──司馬遼太郎の“人間観察”が光る異色作司馬遼太郎といえば『竜馬がゆく』『国盗り物語』『坂の上の雲』など、壮大な歴史ドラマの名手というイメージが強いですよね。しかし『死んでも死なぬ』は、そんな“歴史巨編の司馬遼太郎”とは少し違う顔を見せてくれます。 舞台は歴史の大転換期ではなく、もっと身近な「人間の可笑しさ」「社会のひずみ」「生きることの滑稽さ」。司馬遼太…