道尾秀介の同名小説を原作とした映画作品。 阿部寛主演。藤匡史監督作品。
負けっぱなしの人生を送ってきた2人の詐欺師タケとテツのもとに、ひょんなことから不幸な生い立ちを背負った美人姉妹と1人の青年が転がり込んでくる。5人は家族さながらの共同生活を始め、タケが過去に起こしたある事件をきっかけに、人生の再逆転を狙った一世一代の大勝負に打って出ることになる。
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)
映画『カラスの親指』公式サイト
感想 初めはとてもドロドロした感じだけど、そうでなく… とぼけたような人たちが、実はとても暖かくて、結局それは意図されたものだったんですが、どこか、安心して読めました。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript ||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(arguments)}; c.getElementById(a)||(d=c.crea…
10月下旬に図書館より借りた本は3冊。先週は7カ月ぶりにコロナワクチンを接種したので接種当日は休肝日。やればできるじゃん(笑)、と言う事で11月1日、2日と2日連続で休肝日を実践。 さて、10月の下旬から読み始めた大沢在昌さんの「悪魔には悪魔を」11月1日に読了。この本は今年の4月に刊行され図書館ではなかなか借りる事が出来ませんでしたが、半年もすると人気が落ち着いたのか借りることが出来ました。大沢在昌さんの作品は昨年、「俺はエージェント」「帰去来」の2冊を読んでおります。 久しぶりに読むハードボイルド小説の旗手、紫綬褒章を受章された方の本です。 「悪魔には悪魔を」双子の兄弟、兄の良は優秀で薬学…
『このミステリーがすごい!』にも作品がランクインされていた光原百合さんの訃報が伝えられました。 優しく、やわらかく、どこかファンタジー的な雰囲気を漂わせつつ、しかしだからこそ、時折、すっ、と切り込んでくるような心理的描写。その融合が非常に魅力的な、そんな作家さんだったなぁ、と個人的には感じます。 私は『十八の夏』と『最後の願い』がとても好きで、特に『十八の夏』は何だろう、ほんと夏が来るたびに思い出す、そしてこのタイトルを口ずさんでしまう、それくらいの作品です。 謹んでご冥福をお祈りいたします。 はい。 てなことで、ここからはいつも通りのテンションで参りましょうか。 年末恒例『このミステリーがす…
『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。 このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方をシェアしたり、大好きな本や映画の紹介をしたりしています。 このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?! 本記事はオススメ本の紹介です! 僕は読書が大好きで、年間100冊ほど、ビジネス書や歴史書、哲学、文学、小説など雑食で読んでいます。 今回紹介する本はコチラ! カラスの親指 by rule of CROW’s thumb posted with ヨメレバ 道尾 秀介 講談社 2011年07月 楽天ブックス 楽天kobo Amazon Kindle 7net…
こんにちは、瑠夏(るか)です♪この度、小説を100冊読破したため、この機会に完全個人的趣味のおすすめ小説をお伝えします。今回は作品ジャンルや販売時期を絞らず、私が好きすぎるジャンルのおもしろ小説を紹介しています。好きな小説がありすぎて、ランキングにできませんでした。ぜひ参考にしてみてください!小説を読み慣れていない人向けのおすすめ小説ランキングはこちら↓ mystery-travel.hatenablog.jp そもそも小説は電子で買うか、紙で買うか おすすめ小説 すれ違い恋愛小説 驚く小説 ジャンル不明。とにかく好き小説 あなたのオススメ小説教えて下さい まとめ スポンサーリンク (adsb…
『カラスの親指』 2012年製作/日本映画/上映時間:160分/G/2012年11月23日日本公開 監督:伊藤匡史 出演:阿部寛 村上ショージ 石原さとみ ほか 「月と蟹」で直木賞に輝いた作家、道尾秀介の小説を阿部寛主演で映画化。 負けっぱなしの人生を送ってきた詐欺師コンビが、ひょんなことから共同生活を送ることなった姉妹と青年と共に一世一代の勝負に挑む姿が描かれます。 あらすじ ベテラン詐欺師のタケ(阿部寛)と、どこかマヌケな相棒のテツ(村上ショージ)。ある日、ひょんなことからまひろ(能年玲奈)という少女と知り合ったのをきっかけに、二人は彼女と姉のやひろ(石原さとみ)、その恋人の貫太郎(小柳友…
詐欺の手口って面白い。 今作は詐欺を生業とする武沢とテツが主人公。詐欺を働いてお金を得て生活をしていく。悪いことだし、罰せられることなのにその手口が面白くクスリとさせる描写が最高。次はどんな詐欺を働くのかな?とちょっと楽しみになってきたところで、武沢が詐欺をするに至った背景を知ることになる。 真面目に生きていても、ちょっとしたことで人生が大きく狂うことがある。人の悪意によって借金を背負わされ、その借金が膨らむ。救済措置をとればいいのにという意見も多々あるだろうが、往々にして借金をする人はこのような措置を知らないのだろう。まさに転落人生だ。 人を信じてばかりいると痛い目を見る。だが、人を疑ってば…
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫) 作者:道尾秀介 発売日: 2012/10/18 メディア: Kindle版 映画の存在をもう何年も前に知っていましたが、映画はまだ観ておらず、原作も気になっていたので、『向日葵の咲かない夏』の口直し的な意味で読んでみることにしました。 さて読み始めてみると、グイグイ読んでしまいました。 抜群に読みやすい! 飽きが来ない訳ではないのですが、キャラに特徴があってとても面白かったです。 元々映画の広告を見た時点から、最後にどんでん返しがあることは知っていたため、気を張って読んでおりました。 怪しい部分は幾つも感じていたんで…
こんばんは、紫栞です。 今回は道尾秀介さんの『カラスの親指 by rule of CROW's thumb』をご紹介。 あらすじ 妻に先立たれ、同僚の借金の保証人になったことで職を失い、なし崩しにヤミ金業者で雇われ、責務者から最後の金を奪い取る「わた抜き」を命じられるも、追い込んでいた責務者が自殺したことで良心の呵責に苛まれ、経理資料を警察に渡すことでヤミ金業者を壊滅に追い込んだ元サラリーマンの武沢竹夫。 しかしその後、組織からの報復で自宅を放火されたことで幼い一人娘を失い、組織から追われる身となった武沢は真面目に生きることに嫌気がさし、やさぐれて、詐欺を生業として生きるようになった。 詐欺師…
「カラスの親指」とは なんでしょうか。 カラスは 詐欺師のことで、親指は そのままです。 道尾秀介の、第62回日本推理作家協会賞受賞作品。 カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)
仕事、山積み。 というか、あたしの仕事ではないものが、上司から降ってくる。 今夜は金曜だから呑みに行ってきたんですが、帰ってきてから仕事しようかと思ってました。 でも今夜はやめておきます。 明日土曜日にやります。 飲み屋さんが開店するまでの1時間ちょっと、いつもどおりその時間で読書するんですが、以前読み終わったところまで内容を完全に忘れてしまっていたです。なのでもう一度最初から読み直し。 あ、そうそう、っていう感じで、やっぱり面白い内容です。土日のどっかでまた読書したい。もちろん仕事優先ですが。カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)作者:道尾秀介講談社Am…
あの日から干支がひとまわりしています。 12年前と「同じ日時」とは思えないくらい、今日は暖かい春の晴天です。あの日はすごく寒かった。 今日はカメラを担いで、ご近所の花を撮影してきました。 梅だと思ったら桜でした。たぶんオオシマザクラ。ほがらか。それと、ようやく『カラスの親指』を読み始めました。なにこれ楽しい!カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)作者:道尾秀介講談社Amazon
なかなか読む時間に恵まれなかったのですが、今朝読了できました。 期待はしていたものの、グロい描写は苦手なあたしでしたが、その表現があってこそ、文字から伝わってくるヒグマの凶暴さがものすごくリアリティを与えてくれています。 最近でも北海道の住宅地に熊が出没する事案が増えてきているようです。それを伝える報道がただの他人事でしかなかったのですが、その恐ろしさがようやくわかりました。 テレビで知った「三毛別羆事件」から興味を持ったジャンルですが、そのほかにも明治~昭和初期では人喰い熊事件は道内で多数発生しております。さらに、令和の世でも人が熊に襲われる事件は発生していると書かれており、千島列島や南樺太…
こんにちは、個人的な読書記録ですが残しておきたくて。元々やっていた、個人ブログからの写しです。 2021年にわたしが読んだ本のタイトルです。 2021年7月 ○異端の祝祭 芦花公園○黒沼 香月日輪○許されようとは思いません 芦沢央○僕が殺しました×7 二宮敦人○夢魔の幻獣辞典 井上雅彦○旅の短編集 春夏 原田宗典○リカ 五十嵐貴久○リターン 五十嵐貴久○リバース 五十嵐貴久○リハーサル 五十嵐貴久 2021年8月 ○煌夜祭 多崎礼○スマホを落としただけなのに 志駕晃○玩具修理者 小林泰三○編集ガール 五十嵐貴久○三日間の幸福 三秋縋○スターティング・オーヴァー 三秋縋○恋する寄生虫 三秋縋○何…
私は昔から、「人生で見た映画で一番を上げるなら?」と聞かれたら何と答えるかという妄想をする癖がありました。 そして私は相手に合わせて、3通りの答えを考えていました。 が、なぜか今までそういう話題になったことはありません…。普通の人はそういう会話もしたことがあるのだろうか? なぜ私はその話題になったことがないんだ…。 でもせっかく考えたので、せめてこのブログに書いてみることにします。 他の人が見て面白いかどうかはわかりませんが、私も「楽しい」ことに対してはそれなりに人生を費やしてきた自負はあります。 特別映画を多く見たわけではないですけど、ゲームもハマってたし、全国津々浦々旅行もしてるし、お笑い…
◇新版国旗と国名図典新版 国旗と国名由来図典出窓社Amazon◇決定版国旗と国章図鑑改訂第2版決定版 国旗と国章図鑑 改訂第2版作者:苅安 望世界文化社Amazonつる子さんからの奨学金 まはら三桃つる子さんからの奨学金作者:まはら三桃偕成社Amazon◇ブレストガール!【文庫】 ブレストガール! 女子高生の戦略会議 (文芸社文庫NEO)作者:今井 雅子文芸社Amazon◇やくやもしおの百人一首やくやもしおの百人一首 (くもんの児童文学)作者:久保田 香里くもん出版Amazon◇虹いろ図書館虹いろ図書館 司書先輩と見習いのぼく (5分シリーズ+)作者:櫻井 とりお河出書房新社Amazon◇この…
1/8(日) 晴れ 8時過ぎに起きた。出かけるために10時には家を出たかったからそれまでに準備を済ませた。準備と言ってもほとんど何もなかったけど。 新宿あたりに行った。数年前にとあるサークルの合宿で通った道があって懐かしさに包まれていた。着いてからは途中ご飯をはさみつつずっとボードゲームで遊んでいた。前にやったやつとか新しい感じのやつとかやれて楽しかった。やっぱりわかってる人がいる状態と、しかもあんまり時間とか気にせずできる場所があるのは大きい。 夕方になってご飯を食べてちょっとブックオフに寄ってから解散した。頼もうとしていたけど売ってなかった漫画の2巻が偶然有ってとても嬉しかった。帰ってきて…
読書メーターは、昨年1年分のまとめもできる、というのを最近知りました。 ということで、まとめます。 もうちょっと読みたかったなぁ 2022年の読書メーター読んだ本の数:32読んだページ数:10451ナイス数:71LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれるの感想「聞く系」の本の中では、知る限り最も質の高い本だと感じました。読了日:12月28日 著者:ケイト・マーフィ外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術の感想これは、本当に役立ちそうだし、今日から実践できることが満載ですね。読了日:12月12日 著者:山口 周いつか必ず死ぬのになぜ君は生きるのか (SB新書)の感想これまでの著書を…
遊んだゲーム Roguebook https://store.steampowered.com/app/1076200/Roguebook/ ローグライクデッキビルディング 4体のキャラクターから2体を選択し、前衛・後衛を切り替えながらSlay the Spireよろしく戦うゲーム フツーに面白かった。フツー Inscryption https://store.steampowered.com/app/1092790/Inscryption/ よくわかりませんでした。Pony Islandは好きだった。 Maneater https://store.steampowered.com/app/6…
本や活字が苦手な人にもおすすめの読みやすい小説30選紹介(読書) 読者 あまり本を読むことが得意じゃないので、できるだけ読みやすいおすすめの本が知りたい! この記事はそんな方に向けて作成しました 私自身も今は月に30冊以上の本を読んでますが、昔は活字が苦手だったので気持ちはすごくわかります!! なので、今回はちょっと昔の自分と照らし合わせつつ、「この本は読みやすいな〜」と思った本をご紹介します 本や活字が苦手な人におすすめの読みやすい小説30選紹介(読書) 劇場 何者 モモ 罪の声 ツナグ 流浪の月 推し、燃ゆ 新世界より 言の葉の庭 残像に口紅を コンビニ人間 カラスの親指 線は、僕を描く …
12月の読書まとめです。 春まで少し忙しくなるので読書ができなくなるので、年末の休み期間には読みだめをしました。63冊とは、たくさん読んだな…と思います。 大きくハマったのは、ミレニアムシリーズ、あとはいい本ないかなと言う感じで色々な方面に手を伸ばしていました。小説はだいたい覚えていますが、そうでない本では内容がしっかりと自分の中に入っておらず、読書メーターに感想を書く時点で、再読と気づくと言うなんとも恥ずかしいことが2回もありました…。 時間の関係で、春まで読書を封印しますので残念です。 また、4月ごろから始めたいと思います。また、よろしくお願いします。 道は開ける 文庫版の感想ちょっと意外…
道尾秀介氏の詐欺を題材にした「カラスの親指」がシリーズの第一作なのですが、本当はカラスを先に読めばよかったのですが、順序が逆になり「カエルの小指」が最初になってしまいました。順番通り読んでおけばよかったとは思うのですが、本作もそこそこの面白さを味わいました。 かつて詐欺を生業にしていた武沢武夫は、今ではスッパリ足を洗い、実演販売士をスーパーなどでやっている50代の男性。彼がジューサーの実演販売を口八丁でやっているところに、中学生らしき女性徒が現れ、商品にケチをつけ、うまく売れないところから話は始まる。何だかんだ話をしているうちに、キョウと名乗る女性徒が販売士の弟子にしてくれと言い出す。何か事情…
今年も残すところ7時間あまり。いつものように今年の総括しておこうか(笑) まずはバイクから。R1200GSで行ったツーリングはわずか10回で年間走行距離は2,753 kmでした。 年々、距離が減っていってる気がする? お泊まりツーリングは「しまなみ海道」と「四国南東部」の2回か。 Vespaはこのブログに記録として残したツーリングというか、ちょい乗りが14回(近所の買い物は除く)で年間走行距離は703km GSとの排気量比較で考えればよく走った方だな(笑) 一番長い距離は篠山へ行ったこれか。 来年は距離を伸ばすというよりもGSでお泊りツーリングを増やしたい。 2つ目は自転車です。 Tern S…
photoACより入手 今年1年、毎日ではないものの、ブログを書き続けてきたので記録をもとに振り返ることに。 先ずは、鳥見についての振り返り。 3月以降、自転車も移動手段としたため鳥見に費やした移動距離は年間で1910㎞。半径8㎞未満の行動でも結構動けるものですね。また、鳥見に行った日数は200日でした。よくぞ、足しげくいくつかの鳥見ポイントへ通ったものです(笑)。1年間の中で、6月が最も鳥見に行っており、移動距離も長かったです。(逆に8月は妻の母が他界し、葬儀に始まり遺産相続の手続きなどで鳥見どころではありませんでした。) 鳥見に行き、その写真や感想などをブログに載せる。リタイヤ生活の中で私…