作家、インディペンデントキュレーター。1962年7月14日生まれ。 mahaの名でケータイ小説も執筆している。 関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒。 伊藤忠商事株式会社、森ビル森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館勤務を経て独立。「カフーを待ちわびて」で第一回日本ラブストーリー大賞受賞。 2012年、「楽園のカンヴァス」で第25回山本周五郎賞受賞。第147回直木賞候補になっている。
楽園のカンヴァス
カフーを待ちわびて (宝島社文庫)
原田マハ公式ウェブサイト マハの展示室
晴れの日の木馬たち原田マハ新潮社2025年12月15日 発行*初出「小説新潮」 2021年7月号から2023年1月号、 2024年1月号から2025年 1月号 原田マハさんの新刊。2026年になってから新刊が出ていることに気がついたので、原田マハ推し活としてポチって購入。 表紙は、エッフェル塔?の白黒写真。そして、うっすらと刻印の文字。筆記体で、「Manège de Fête」 とある。意味が不明だったので、調べてみた Manège は、回転木馬のことで、 Fête は、お祭りのこと。「晴れの日の木馬たち」のフランス語、ってことらしい。 帯には、”著者が、かつてない熱量で「小説」と「アート」へ…
こんにちは、皆さん!一人ぼっちユウトです。今日は、原田マハの傑作『楽園のカンヴァス』について語らせてください。芸術と謎解きが交錯するこの物語は、読後に深い余韻を残す、まさに“美術ミステリー”の極みです。 🎨『楽園のカンヴァス』の魅力 この作品は、20世紀を代表する画家アンリ・ルソーの謎に迫る、美術館キュレーター・早川織絵と、ルソー研究の第一人者・ティム・ブラウンの対決を軸に展開します。舞台はスイス・バーゼルの美術館。そこに現れた一枚の絵画「夢を見た」が、二人の運命を大きく揺さぶります。 原田マハの筆致は、絵画の持つ力を言葉で見事に描き出し、読者を美術館の静謐な空気へと誘います。ルソーの絵に込め…
GITANESは読書の伴。 それとは無関係に・・・。 寝転んでブランケットを被って本を読もうとしたら すぐに眠くなるようになってきた。 まったく捗らない。 椅子テーブルで読むか、入浴中に読むかでないと なかなか継続できないような感じである。 あとは、書斎で立ち読みという手はあると思うが、なんで自宅で 立ち読みやねんとも思うし、まあ色々だ。 」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」 パトリック・ブリングリー/メトロポリタン美術館と警備員の私 あるきっかけで警備員の仕事に就き、そして辞めるまでの 記録。美術館だけに様々な展示品についても書かれている。 そういうものに興味があるのなら、美術…
原田マハの『美しき愚かものたちのタブロー』を読んだ。 川崎造船所の初代社長だった松方幸次郎がヨーロッパで収集した「松方コレクション」はのちに国立西洋美術館の核になるのだが、松方がコレクションを買い集めるところから、戦後フランス政府に接収されたコレクションを日本に取り戻すための交渉、取り戻すところまでを描く作品。おはなしの中心にいるのは、松方の購入のアドバイザーを務め、フランスに返還交渉をした田代雄一(唯一存在していない人物らしい)。 どこまでが史実でどこまでが著者の創作かはわたしにはわからないのだけど、コレクションの紆余曲折が描かれていて、なかなかに読み応えのある面白い作品。ゴッホ、モネなど有…
『あなたは、誰かの大切な人』原田マハ 咲子が訪れたのは、メキシコを代表する建築家、ルイス・バラガンの邸。かつてのビジネスパートナー、青柳君が見たがっていた建物。いっしょにいるつもりになって、一人でやって来たのだ。咲子が大手都市開発企業に勤めていたころ、とあるプロジェクトで、設計士の彼と出会った。その後二人とも独立して、都市開発建築事務所を共同で立ち上げたが、5年前に彼は鹿児島へ引っ越していった。彼はそのちょっと前に目を患っていた。久しぶりに会った彼の視力は失われようとしていた。青柳君の視力があるうちに、けど彼の代わりに、咲子はバラガン邸の中に足を踏み入れた。──『皿の上の孤独』を含む、六つの小…
『楽園のカンヴァス』と『たゆたえども沈まず』は、原田マハの小説の中で特に好きな2冊だ。どちらも史実を基に、想像を自由に大胆に膨らませて書かれている。フィクションとノンフィクションが絶妙な形で混ざり合い、夢と現実の間を行き来しながら読み進めるのが刺激的で、久々に原田マハの小説を読みたくなった。 図書館で見つけたのは、上下巻で合計677ページもの大長編『風神雷神』。表紙の絵に惹きつけられ読むことに決めた。 京都国立博物館研究員の望月彩を、マカオ博物館学芸員のレイモンド・ウォンが訪ねていき、ある古文書の解釈を彩に依頼するというのが導入部分で、その後物語の舞台は天正8年(1580年)の日本へと移る。 …
東京都神奈川県に2000年代、そしてスピーチ技術も学べる原田マハ『本日は、お日柄もよく』を紹介します。 1.きっかけ・情報源 今日の本:『本日は、お日柄もよく』(原田マハ) 2.学んだこと 本の概要紹介 ①地理(東京と神奈川) ②歴史(2000年代後半) ③一般常識(小泉純一郎、スティーブ・ジョブズ、オバマ大統領) ・小泉純一郎(モデル) ・スティーブ・ジョブズ ・バラク・オバマ ④その他『本日は、お日柄もよく』関連情報 ・『風のマジム』 ・『たゆたえども沈まず』 ・『ゴッホのあしあと』 3.コメントと参考英語動画 4.全国通訳案内士試験問題 5.ブログ内リンク(トップページ含む) 1.きっか…
☆ 大晦日。冬期講座は午前中だけ。自習に来ていた中学3年生も3時ごろには帰宅。それぞれに楽しいお正月を過ごすという。 ☆ 明日は、昼から別の中学3年生が来るとか。元旦からお疲れ様。 ☆ 特に、受験日の早い小学6年生や共通テストを受ける高校3年生は、正月どころではなさそう。これも人生の思い出になってくれれば良いのだが。 ★ NHKのドラマ「まぐだら屋のマリア」を観た。前後編で3時間だが、ぶっ通しで観た。 ★ 原作は、原田マハさん。極北に店を構える「まぐだら屋」。極北の殺風景な岬の端にありながら、女将のマリアの料理に魅かれて繁盛している。 ★ そして時として、命を絶とうとした人々もやってくる。 ★…
私は愚かだった。 10月の日曜日、東京都美術館で開催されていた「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」に行ってきた。 にわかではあるがゴッホのことは好きなので、生涯に1枚しか絵が売れなかったこと、そして弟であるテオが金銭面で援助しゴッホの制作を支えたことくらいは知っていた。 展覧会でもテオやテオの妻ヨー、そして彼らの息子であるフィンセントがゴッホのコレクションの管理を担って今日に至っているということがわかる内容になっていた。 この展覧会観覧後の私の感想は「目玉といえる作品はそんなになかったな〜。」 …未就学児を連れて駆け足での鑑賞だったとはいえ、なんと愚かな感想か。 今なら、こんなにも深い家族の愛…
◆12月上旬、ゴッホについての原田マハさんの講演を聴きました。「大ゴッホ展」関連のイベントでした。 ◆初めて原田さんの講演を聴いたのですが、はきはきとした、さわやかな話し方で、後味のいい講演会でした。ゴッホの作品そのものについてのお話は少なかったのですが、1910年代[*]から始まった白樺派によるゴッホ紹介の経緯や購入された「ひまわり」の太平洋戦争中の焼失という出来事は、たいへん興味深いものでした(『ゴッホのあしあと』[幻冬舎文庫]にも書かれていましたが)。ゴッホが日本に紹介されてから100年余り。その作品は、当初から、激しく悲劇的な人生と不可分のものとして受け取られたようです。 ◆現在でも、…