美術

美術迷走マップで聞きそびれたことを改めて聞いた。 『クールベの話で飛ばしちゃったけど「モネの一番エグい修行エピソード」が気になった。』 よし、戻ろう。あれね、モネの「一番エグい修行エピソード」――これは本当にヤバい話だよ。 それは、モネがまだ20代のころ。彼、めちゃくちゃ貧乏だった。パトロンもいない、家族も冷たい、絵を描いても誰も評価しない。 そんな中、「本当に外光を、自然のままに描きたい！」っていう思いだけで、とんでもない修行を始める。 それが、 ◆「吹雪の中で屋外制作」エピソード モネ、ある冬、雪景色を描こうとして吹雪の中にイーゼル立てた。 普通、想像するでしょ？吹雪ってヤバいよ？雪どころ…

会場・期間 会場：本館7階 会期：2025年4月30日(水)～5月6日(火) www.izutsuya.co.jp 1968年に連載開始した「あしたのジョー」の版画展です。 原作「高森朝雄（梶原一騎）」、漫画「ちばてつや」で、主人公矢吹丈がボクシングを通して成長し、燃え尽きるまでが描かれています。 漫画家のちばてつやさんは、2024年には、文化勲章・菊池寛賞を受賞されています。 www.youtube.com ランキング参加中地域 ランキング参加中絵画、アート

地元民でも年齢の高い人は、旧地場産業センターで分かるけど、若者は分からないよね。 「はにかむべーす」って何処にあるの？ まずは活動の拠点である、はにかむべーすの場所をお知らせしなければ・・・！ 住所を書くより、時代はグーグルマップ！ 南信州広域連合事務センター - Google マップはにかむベーすは３棟建っています。駐車場 広い～！ A棟は展示室 Ｂ棟、Ｃ棟は活動室です。

2025年４月２８日 9：00～ はにかむべーす 文化芸術支援センター オープニングセレモニー が行われました。 飯田創造館が閉館すると知った時は、活動・発表の場が失われる！と危機感を覚えたのですが、南信州広域連合と長野県が旧地場産業センターをリフォームして、新たな芸術活動の場として 「はにかむべーす 文化芸術支援センター」を設置してくれました。 今日は、そのオープニングセレモニーが行われ、いよいよ飯田下伊那地域の芸術活動の拠点として動き出すことになります。 陶芸窯、木工機械、版画プレス機、イーゼル、電動ろくろ など 創造館時代に使っていた備品も配置され、今まで以上に創作活動に力を注がなければ…

今日、≪ゲルニカ≫を見た。絵を見て泣いたのは初めてだった。 最初の数分は絵の迫力に圧倒されこそしていたものの、画面を占めるモチーフやその表現についてあれやこれや思考を巡らせていた。窓から身を乗り出している若い女性は明かりを持って隣人の様子を確認しにきたのだろう。地に倒れた兵士の手に握られている花が折れた剣よりも薄い色で描かれているのは何故だろう。黒、白、灰色という落ち着いた色調で描かれているのに一目で何か人々を動転させる、とてつもなく悪いが起こったのが分かる。いやむしろこの３色によって爆撃によって何もかも焼け焦げ、灰が舞い散る風景が想起されるのかもしれない———そんなことを考えていた。しかしあ…

【超ざっくり・美術史迷走マップ】 外観（目に見える世界）をちゃんと描こう！ → ルネサンス、バロック、写実主義 光や空気感を描こう！（でもまだ現実） → 印象派（モネ、ルノワール） 目に見えるものだけじゃ足りない！心を描こう！ → 象徴主義（モロー、ルドン） そもそも「見た目通りに描く意味ある？」 → ポスト印象派（セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン） 現実いらん、心だけ！抽象だ！ → カンディンスキー、モンドリアン 描くという行為そのものがアートだ！ → ジャクソン・ポロック（アクション・ペインティング） いや、物体を超えた観念がアートだ！ → コンセプチュアル・アート（デュシャン以降） アートっ…

アーティスト支部活動報告日本各地の「Union」を重ね合わせる第２回「美術をめぐる脱中心の実践・報告」沖縄で開催 ２０２３年１２月、北海道、秋田、鹿児島、広島、沖縄でアートに関わる人々の権利向上や制作環境改善の取り組みの実践に関して、広島市の「加納実紀代資料室サゴリ」を会場とし、プレカリアートユニオン主催にて、オンライン併用でのイベント「美術をめぐる脱中心の実践・報告・２０２３」が開催されました。 参加団体は、ヨルベ［沖縄］、trunk［秋田］、HAUS（Hokkaido Artists Union Studies）［北海道］、サゴリに集うひろしま有志の会［広島］、かわるあいだの美術実行委員会…