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『グランド・ブダペスト・ホテル』。人物やオブジェクトを正面から捉えるような構図が基本になっていて、しかもリジッドな感じ。色彩も相まって、各場面がページで切り取られた絵本を見ているような印象。
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料理するとき、必ずしも正確にレシピ通りにやらないことは多い、作る量、素材の手に入りやすさの問題、この素材は嫌い、ここにはこれをもっと加えたほうがいい、この工程は手間がかかる…。そういうバリエーションをうまく記録したり、見えるようにしたりできないか。クックパッドだと、存在するレシピにコメントするのは、つくれぽという形になる。つくれぽ、写真とテキストが投稿できるが、文字数は少ない、どちらかというと機能としては、レシピを参考にした人の喜びの声を表す、レシピ作成者への正のフィードバック、またそのレシピの価値の尺度。今日の料理というサイト、ユーザーの投稿したレシピもあるけどそんなに多くなく、基本的に番組で紹介されたレシピがアーカイブされている。レシピにコメントがつけられるようになっていて、そこそこの長さのものもある。役に立ったコメントを、他のユーザーが評価して、カウントアップするボタンもついている。レシピの作成者は料理研究家などであって、コメントすることはユーザー間のコミュニケーションを担わないから、好きに書きやすい気はする。
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物も、他人のこと、自分のことも大事にできない。大事にできるものを見つけたい。
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映画やドラマ、何事もなく話が進むなんてことはなく、それをエンターテイメントたらしめるための当たり前のハプニングの連続があり、フィクションであると分かっていても、それが結構ストレスで、何度も視聴をやめたくなる気持ちをこらえながら見る。終わってみれば、ああよかったなともなるんだけど。
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冷たい夜風を感じて、気分が高揚する。