箱の構成を思案中

ほぼKJ法の要領。会社で教わったことってのは役に立つなぁ。この作業は以前に編集という言葉を使って往来堂書店様を引き合いに出してしまったけれどもアサハカでした。みかん箱一つでこんなに苦労しているんだから、書店さんの苦労なんて想像もつきません。
箱を構成するって一箱丸々を同じ系統の本で揃える、ってことを必ずしも意味しない、というのが最近の再発見。さんざ試行錯誤しないとこういったことも見当がつかないとは。四十過ぎなのになぁ。

●みかん箱の演出

  • 棺桶風。中にはホラー本。ドラキュラ系だとありきたり。骨格模型本とか、アーロン・エルキンズの骨探偵とかわが王国は霊柩車とか山村美紗「赤い霊柩車」シリーズやA・A・フェアの 霊柩車をもう一台とか。
  • エジプトのファラオの棺桶風。最初に開けた人が呪われる。初日派のおっさんあたりが犠牲になるのだ。
  • 海賊の宝箱(チェストボックス)風。中には海賊本とか海賊版とか。

●箱と本との降雨対策を考えること。防汚を兼ねるとやっぱ防水か?
そういえば、このイベントは中途降雨の場合にはどうするんだろう?(>今度お尋ねすることリストへ)

できもしないことを考えるな、稼げないものに手をかけるな、と家内からいわれそう。

夜の不忍ブックストリート

 残業中に腹が立つことがあったので、不忍ブックストリートに寄り道。
 上野でおりてライトアップされた国立博物館を横目に芸大方面に。EXPOの前を通って言問通りの坂を下り、途中で左に折れて見当をつけて右折したらオヨヨ書林の対面でした。体内慣性誘導装置はきちんと動作したようです。
 信号渡ってオヨヨ書林の均一棚へ。石橋エータロー料理本ともう一冊。やれやれ今日は200円ですむワイと支払いのために店内に入ったら『西部劇入門』が。840円。今日の店番はなんというか愛嬌のある素敵なおねェさン。本を丁寧に包んでくれました。
 それから来た道を戻って(洋食のポポやビールのPapaのいい匂い!)、往来堂書店の裏手の季節料理の店“すみれ”を見当に居酒屋小料理屋ゾーンを抜ける。誘惑を振り切ってブーザンゴへ。まだ開いていただけど7時半を過ぎていたので遠慮。拝観のみ。ここが古本をはじめるのが当面の楽しみです。よみせ通りを抜けて古書ほうろうへ。奥の315円、2冊目からは210円の棚から一冊。誘惑が少ない通り道を選択して西日暮里へ出て乗車。