休日モード

模型・DIY・趣味全般のブログ

WBC WBO世界バンタム級タイトルマッチ フェルナンド・モンティエル VS. ノニト・ドネア 衝撃の結末

フェルナンド・モンティエル

メキシコ:3階級制覇チャンピオン
ボクシング:オーソドックススタイル
年齢:31歳
身長:163cm
リーチ:169cm
戦績:48戦44勝34KO2敗2引

ノニト・ドネア

フィリピン:今回の勝利で3階級制覇チャンピオンとなる
ボクシング:オーソドックススタイル
年齢:28歳
身長:168cm
リーチ:173cm
戦績:26戦25勝17KO1敗

今年のボクシングのKO勝利で恐らく、このKOを凌ぐKOはないだろうというKOでした。
あの、長谷川穂積選手をノックアウトした鉄壁のボクシングセンスを持つフェルナンド・モンティエルがあっさりと2RKO負けです。
アジアのフィリピンでこんなに強い選手がいたのです。
スピードにパンチ力もあります。完全なKOファイターですから、この選手、アメリカでは人気が出そうです。
名が売れたのはビック・ダルチニアンをKO勝利したフライ級の試合。
そしてスーパーフライ級チャンピオンになって3階級目のバンタム級では前哨戦としてウラジミール・シドレンコをKOで破り今回のビックマッチとなりました。

WBC/WBO世界バンタム級タイトルマッチ フェルナンド・モンティエル VS. ノニト・ドネア

序盤から何度か左フックがフェルナンド・モンティエルのこめかみあたりやアゴをヒットしています。
左が上手く、左のボディーフックも何度か決めています。
これはいい試合になると思っていたやさき、モンティエルの右をかわして左フックでKOです。
ノニト・ドネアの構えが非常に自然なんですが、タイのウィラポン・ナコンルアンプロモーションに似ていて、これにフットワークとスピードをつけたようなボクサーに見えました。
今後バンタム級を統一して4階級制覇を狙うようなことを言っていましたが、誰も文句を付けないでしょうね。
フェルナンド・モンティエルにとっては戦いやすい相手かと思っていましたが、この負け方にはびっくりしました。
モンティエル選手は軽量級ではナンバー1の選手だと思っていましたので。

今、バンタム級が面白いです。

WBA

WBAスーパーチャンピオン:アンセルモ・モレノ
WBAチャンピオン:亀田興毅
WBA暫定チャンピオン:ウーゴ・ルイス

IBF

IBFチャンピオン:ジョゼフ・アグベコ

WBC/WBO

WBC/WBOチャンピオン:ノニト・ドネア

チャンピオンではありませんが、チャンピオンの資質を持つ選手に
ビック・ダルチニアン
アブネル・マレス
そして今回負けましたがフェルナンド・モンティエルはチャンピオン候補となります。

バンタム級は一方でバンタム級最強を決めるトーナメントがIBF中心で行われていますが、ちょっと二分されているような気がします。
今回のWBC/WBO世界バンタム級タイトルマッチが事実上のバンタム級最強のチャンピオンであるような気がします。

で、亀田興毅選手、あるいは亀田和毅選手がどのようにバンタム級で絡んでくるのか興味のあるところです。
WBAがチャンピオンと名が付くものが3人もいる現状と、バンタム級最強を決めようとする流れが生まれ始めているのことから、亀田興毅選手も覚悟は出来ているのではないかと思います。