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バズリクソンズ N-1デッキジャケット BUZZ RICKSON'S N-1 Deck Jacket

バズリクソンズの N-1デッキジャケット BUZZ RICKSON'S NAVY N-1 Deck Jacket(2006年購入)

N-1デッキジャケットはWW IIの時代のものですが、これを現代に蘇らせてタウンユースで展開したアパレルメーカーは偉いです。
トムクルーズトップガンが日本で人気出た時にはG-1が流行ったそうですが、流行るには色んな経緯があるにせよ映画では殆ど登場しない写真で見ることもあまりないN-1などは、どなたかがアメリカから持ち込んでその服に惚れ込んでレプリカ品を作ってくれたんでしようが、今では毎年同じコントラクトナンバーのジャケットを色味やシュルエットを若干変えてリリースしてほぼ売り切ってしまうまでになっています。
しかし、巷でN-1着ている人は年に数回しか見ません。歩いている場所が違うのかも知れませんね。

で、かなり着ていますので着込んだコンディションというより少し汚い感じです。
色々とシミとかあります。
牛乳をこぼしたこともあって、なかなか取れなかったのですが、あれこれシミ取りで試して一番だったのがなにかというとワンコです。
牛乳などのこぼすとやばいものはワンコを飼っていればワンコが綺麗さっばり舐めてくれます。
ワンコの唾液はアルカリ性でタンパク質を分解するそうなので好きなだけ舐めさせてあげましょう。


バズリクソンズのN-1は裏地はアルパカ100%ではなくて、ウール50%、アルパカ30%、モヘア(アンゴラ)20%です。
それがいいのか悪いのかわかりませんが、アルパカの毛はウールより高価なのだなということがわかります。
では、何故戦時中にN-1はアルパカを用いたにでしょうか?
アルパカという毛はウールより軽くて温かく、毛自体が細いのでウールのようにチクチクしないといいます。
あぁ、バズリクソンズのN-1着ていてチクチクするのはアルパカではなくてウールだったんですね。
また、染色しにくいわりに色々な毛色が存在するようです。
軽くて暖かくてチクチクせず丈夫で毛玉も出来ないという理由で海軍が選んだのでしょうか?
リアルマッコイズのN-1は茶色ですが、ネイビーだとバズリクソンズのグレーのほうがいいと思います。

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小さく丸くて薄い襟と防寒用チンストラップ

また、この襟の形状なんですが何故このような小さく丸い形状になったのでしょうか?
ホントかどうかわかりませんが、襟を立てたときに顔の輪郭に沿って襟が立つためだそうです。



脇のループ

脇のアイレット

袖口のニットリブ


裾のループ

ジッパーはCONMER



それなりの品質でそれなりの価格のバズリクソンズ。
いつもはバズのN-1着ています。マッコイのN-1はヘビーデユーティーなんでちょっと面倒くさくなる時があります。
N-1は日常的に着ています。東京の真冬でもヒートテックとシャツ一枚で十分なので外出しやすいのです。
縫いや作りなどをみているとユニクロのほうがしっかりしているような感じがします。
ミシンの後始末やボタンホールが雑です。
しかし、放ったらかしで無頓着に着てすでに6シーズン目ですが、まだしっかりしています。
なんだかんだ言いながらも10年くらいは着れてしまうところに忠実にレプリカされたミリタリージャケットの魅力があると思います。
流行に左右されない、丈夫である、結果的に元が取れてお釣りがくるのです。
ということで、バズとマッコイズのN-1を比較してみたいと思います。