休日モード

模型・DIY・趣味全般のブログ

ネットワークオーディオ プレイヤー Olasonic NANOCOMPO NANO-NP1

iPod Classic が生産中止になって音楽を聴く環境を変えました。
まさか、iPod Classicが生産中止になるとは思ってもみなくて、ちょっと考えてしまいました。
iPod Classicの何がいいのかというと160Gとういう容量の多さとデジタルデータがそのまま取り出せるというただそれだけです。
最近、ヘッドホンとかイヤホンがどうのこうのと言う前に、音楽そのもののデータの情報量がなんだかんだになって、ソニーハイレゾで躍進しているし、一応、マニアでない僕もへー、そうなんだ〜と思ってしまっています。
160GのiPod Classicハイレゾには対応していないものの、家の中でオーディオを聴くには最高のストレージでしたから、生産中止というのは非常に残念でした。
アップルって突然平気で打ち切ったり、アダプター変えたりするので、パソコン系のメーカーは困ったものです。
かと言って、筐体を重くしているだけのオーディオの老舗が何か新しいことをしてくれるのかというと、あまり期待出来ません。
じゃあ、既存のオーディオに1番簡単に導入出来て、1番簡単に切り離せる事の出来るものは何かと言うと、ネットワークオーディオです。
家にWiFiの親機と最近のAVレシーバーがあれば、NASとハブさえあればほぼ無限大に音楽をため込むことができます。
AVレシーバーがなければこのようなネットワークオーディオプレイヤーがあれば既存のデジタル入力あるアンプがあれば大丈夫ということです。
一般的な接続は
WAN→WiFi親機→DLNA対応したNASやオーディオ機器をぶらさげるハブ
です。
ただ、残念なのはこのネットワークオーディオプレイヤーは無線LANに対応していません。LANケーブルでハブに接続しなくてはいけません。
もし無線LANに対応していれば、離れた部屋でミニコンポで接続できるのに、ここらへんなんです、オーディオ老舗の手の届かないところは。

ネットワークオーディオプレイヤー Olasonic NANOCOMPO NANO-NP1



小さくて高音質が売りのOlasonicですがCD3枚の大きさというのは厚さのことです。
ぼったくりオーディオ業界では普通の値段設定だと思います。
でも、高いと思うのはなぜでしょうか?

LANケーブルはクラス7以上を推奨していますが、ケーブルと聞いただけでオーディオの世界、浮き足立ちますし、そのうちピュアな銀線を使った高級LANケーブルが我がもの顔で頂点に立つという異常事態にならないことを祈ります。
しかし、なるんでしょうね、中身は只の導体であるにもかかわらず豪華な身なりをしているだけでLANケーブルを変えて高音が引き締まり、低音の奥行きが増したとかいうレビューが・・・。
いずれハードディスクも金属製の重厚な筐体を持ったNASがオーディオ専用のハードディスクとして売り出され、中身は当然Western Digital製だったりするわけですが、オーディオゾンビがこぞって称賛のレビューを投稿するのでしょう。
音楽データはCDからパソコンにリッピングするのですが、多分、そのうちリッピング専用のパソコンに接続出来る回転ムラの極端に小さいこれまた重厚はCDプレイヤーが登場するかもしれないですね。
しかし、これで、CDチェンジという無味乾燥な色気ない作業から永遠に解放されるわけです。
願わくばオーディオ老舗がますます生き残ることが難しくなって、斬新なアイデア軽薄短小、デザイン秀逸なオーディオ機器を開発する新進気鋭のメーカーさんがどんどん登場して欲しいです。
で、肝心の音ですが、うちはDENONのAVレシーバーがあるのでワザワザNANO-NP1で音を聴くということはないと買った後で思いました。
当然ですが、DENONのAVレシーバー単体で聴いてもNANO-NP1でAVレシーバーを通して聴いても音は同じです。
せめて、NANO-NP1に USB接続のWiFiレシーバー取り付けることができて無線化できれば利用価値あるのですが・・・。
しかし、iPod ClassicでWAV音源を聴くよりは遥かにFLAC音源でLAN接続で聴くほうが音はいいです。
雑音が全くなくなりました。
オーディオの世界どんどん筐体と言われるものが無くなっていくんだろうなと思います。