どくだみ

隣家との堺の日陰に「どくだみ」の花が咲いているのに気がつきました。

どくだみは6月、7月に開花するのですが、この開花期に地上部全体を刈り取り、十分乾燥させると、どくだみ茶を作ることができます。

刈り取ったどくだみを花束のようにして、逆さまにして、日当たりがよく、風通しの良いところに吊し、からからに乾燥したら出来上がりです。

適当に裁断して、土瓶やホーロー鍋、耐熱ガラスの鍋を使い、60度ぐらいの低温でゆっくりと、30ほど煎じると良いようです。

鉄のやかんや鍋だと、鉄分がどくだみの有用成分を変質させるそうです。

また、高温で沸騰させると同じく有用成分が破壊されてしまいます。

どくだみ茶には、血流を良くし、血管を強化したり、殺菌・消炎、利尿効果があることから、動脈硬化、高血圧、腎炎、炎症、便秘、冷え性、肩こり、蓄膿症等に対して用いられています。

まさに十薬と呼ばれているだけのことはあります。

私の場合は、ネリ酵素山野草元」を通して、毎日どくだみの醗酵エキスを摂取しているのですが、せっかくですので、、明日以降天気の良い日に刈り取りし、乾燥させ、どくだみ茶を楽しんでみたいと思います。(あまり味は期待できませんが。)

ちなみに、私が訪問したタイでは、口直しのハーブのひとつとして、どくだみの生の葉が料理と一緒にでてきました。

ちょっと躊躇したのですが、それほど変な香りがしなかったので、何枚か口直しに食べました。

あちらのどくだみは日本のよりも香りがきつくないようです。