1/12 車から凍った水ボトルの差し入れ

ペテロがお湯を沸かしホットコーヒーをくれた。我らはホワイトガソリンが入手できず冷たいコーヒーを飲んでいたので嬉しい。Hard君のスポークが2本折れが発覚。昨日、チェーン修理後タイヤとブレーキの摩擦音が聞こえるので変だと思っていたそうだが、どうもその時に折れ車輪が横ぶれしていたのだろう。折れたスポークが抜け落ちないようにガムテープで固定する。後輪が横ぶれしても大丈夫なように後輪ブレーキのストッパーを外し、前輪ブレーキだけで次の大きな町、サンファンまでの170kmを走り切れるか心配だ。16km走りNiquivilの村でミゲルとペテロが食料の買い出しをする。我らは遅いためそのまま前へ走る。しかし腹が減ってくるし食料を全く持っていないし力が出ない。空腹を堪えひたすら走る。彼らが追いついて来てやっとバナナとオレンジをかじる。でもこれだけでは少ないよぉ・・・。でも食料調達してくれただけでも感謝しなくちゃ。Hard君が車の人から凍った水のボトルをもらった。何とありがたいこと!走行中冷たい水が飲めるなんて最高の贅沢だ!ありがとう!ミゲルは先に行ってしまっていたので3人で回し飲みする。

このところミゲルがどんどん先に行ってしまい、これまでのように待つということをしてくれない。道路脇の木陰で休んでいるミゲルを見つけやっとランチ。チーズをはさんでパンをかじる。ペテロのパンク修理を待って出発。次いでミゲルがパンク。19時にTalacasto着。宿は無く食堂一軒あるだけの村だ。横の砂利の空地駐車場にテント設営。食堂の方がバケツに水を入れてくれトイレで体を流す。バケツ一杯で髪も体も洗えるんだと知る。シャワーで水を使いすぎだと反省だ。20時過ぎ日没と共に蚊が大量発生。あっという間に刺されまくる。アマゾンを思い出す。夕食は食堂でポテトと牛カツレツ。

Agua Negro〜Talacasto 移動距離 94km、食堂空地で野宿

 
キャンプ場

路上でおどけるペデロ

ペデロがまたパンク
 
毎日、走った後はビール

夕食です