(500)日のサマーを見てきた。
http://movies.foxjapan.com/500daysofsummer/
アメリ的お洒落な恋愛映画、と見せかけてモテキみたいな内容。
あるあるネタというか黒歴史一歩手前なものをフラッシュバックさせる場面が沢山あり、笑えるんだけども、笑えない。
うぎゃあ、と胸を掻きむしりたくなること数回。
運命の恋を信じる男と信じない女、というストーリーをオトコ目線で書くのなら女は魔性の女キャラか、と考えていたがそこまででもなかった。彼女は付き合い始める時に宣言していた通りに振舞っていて、彼女にゾッコンな男が思いどおりにならないと愚痴っていてもまあ当然だよねと。ただし別れた後のシーンに関しては除く。魔性の女め!と思わせるのに十分な仕草すぎる。


ほかにもモヤモヤしてる事がいくつかあったんだけども、経験値が低いもんで文字にすることが出来無いです。
男向けの恋愛映画として、普通に面白かった。

上の映画をファーストデイに見てきたんだけど同時に上映していた映画との客層が違い過ぎてて、帰りのエレベーターの中が愉快だった。


あるカップルは「ねー、あそこでの女のああいう仕草は理解出来るの?」「うーん、わからなくもなかったよ」
ある男のグループは「あそこのシーンは作り直して無かったでしょ?流用じゃね」「そんなことなかったよ滑らかに動いてたよ新作だよ」「まあ可愛いは正義ってことで」


みたいな。


everyday is a symphony

everyday is a symphony

買ってからずーーっと聞いてる。上の曲が素晴らしく感動的だ。
身の回りの音を録音してサンプリングして音楽を作る、という前衛的なことをしながらも落とし込む場所は極上のポップスへ、という内容。しかもハッピーなポップスだ。聞いていてよつばと!を思い出すような楽しい音楽で、YUKIのアルバムjoyと同じくらい音から幸福感が溢れてる。
捨て曲というか実験作な曲も数曲あるけど馬鹿馬鹿しいコンセプトであったりして笑って許せる内容。


そしてアルバムの終盤で流れる曲、00:00:00(れいじれいふんれいびょう)。
本来の意味でいうロマンチックな歌詞で、tonightが死から生までを表した曲だとすれば、この曲は生から死してまた生までたどり着く曲。スケールがデカい。君と僕というミクロな視点がどんどん引いていって、終いには地球全体さえ超えていく感覚は凄い凄いとしか言いようがない。
tonightの存在は奇跡ではなかった。こういう曲をコンスタントに生み出せる人なんだと知って、自分の中のクチロロへの期待は高まるばかりです。