Report of Shanghai vol1

3泊4日といっても 実質2日である。
しかも格安のツアーなので 
自由時間は極めて少ない。

始終 
バスを降りて 観光スポットを観て
ご飯(当然全食とも中華料理)を食べて 
みやげ物屋に入って バスに乗る。
疲れきって帰ると 夜は暴睡。
2箇所だけ 特別に行った場所を紹介しましょう。

まず上海ヒルズから
正式名称は 上海環球金融中心
http://www.swfc-observatory.com
Shanghai World Financial Center
他の人たちが 夜 黄浦江クルーズに行ってる間に
登ってきました。
高さ約500mの展望台は世界一。
まさに おのぼりさん気分です。
ヒルズから想像がつくとおり、森ビルの開発で
昨年08年に完成。

地下1階から高速エレベータに乗って約2分後
94階に着きます。
このエレベータ なんとも 静かでスムースです。
おそらく 三菱のエレベータでしょう。
そこから またエスカレータで3階上がって
天井と壁がガラスの97階。
ここからはエレベータで99階やっと展望室です。

おーこれは凄い。
何がすごいか 強化ガラスの床越しに
斜めに地上が透けて見えます。
斜めというのがみそです。ここが凝っているのです。
なんでこんなことができるのか?
外観をみると一目瞭然なのですが、
97階から99階にかけての頂部に穴が開いてます。
99階から真下ではなく
97階の建物越しに地上が透けて見える
って感じです。文章が的確でないのですが、
この体験はこの建物でしかできません。

設計は
意匠がKPF コーン・ペダーセン・フォックス・アソシエイツ
シカゴあたりの軽い高層ビルのデザインが多い事務所です。
構造設計は レスリー・イー・ロバートソン・アソシエイツ
そうです NYCの攻撃されたWorld Trade Centerを
構造設計したロバートソンが開設した事務所です。

進展目覚しい中国にふさわしい
エネルギッシュでクールなデザインです。
新しい上海にふさわしいランドマークです。

対岸の老街=浅草の様なところから観ると

新旧のコントラスト
中間に低層の集合住宅が見えますが
貧富のコントラストも垣間見えます。
これも含めて上海は魅力的です。

もう一つの
とっておきは 明日紹介します。
では