科学技術振興機構(JST)、科学技術情報流通促進事業のサイトをリニューアル(2009-03-31)

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科学技術振興機構JST)が科学技術情報流通促進事業のサイトをリニューアルした(2009-03-31)。

・科学技術情報流通促進事業
http://sti.jst.go.jp/
・過去の科学技術情報流通促進事業のサイト
http://web.archive.org/web/*/http://sti.jst.go.jp/

・「サイトリニューアルしました」(科学技術振興機構JST)、2009-03-31)
http://sti.jst.go.jp/whatsnew/2009/03/000088.html

によれば、主な変更箇所として、

  1. トップページから各事業やサービスのサイトへのご案内を短くしました
  2. 新着情報をRSS配信します
  3. 刊行物のアイコン、リンクを設置しました
  4. 英語案内ページを設置しました

の4点を挙げている。

このうち、新着情報のRSS配信はなによりもうれしい。

さて、1番目に挙げられているトップページから各事業やサービスのサイトへの誘導を短くしたというのは、察するにページ中段にある「JSTサイト サービス・データべースを探す」のことだろう。「目的からサービスを探す」には、

  • 新しい知見を得たい新しい知見を得たい(1)
  • 科学技術のポータルを使いたい科学技術のポータルを使いたい(3)
  • 科学技術論文を読みたい・利用したい科学技術論文を読みたい・利用したい(12)
  • 電子ジャーナルを見たい電子ジャーナルを見たい(4)
  • 研究者・研究機関を探したい研究者・研究機関を探したい(2)
  • 特許・技術シーズを探したい特許・技術シーズを探したい(5)
  • 仕事を探したい・求人したい仕事を探したい・求人したい(1)
  • 科学技術に関して学びたい科学技術に関して学びたい(3)
  • 研究に役立つデータベースを使いたい研究に役立つデータベースを使いたい(26)
  • 論文に役立つツールがほしい論文に役立つツールがほしい(3)
  • 産学官連携について知りたい産学官連携について知りたい(3)
  • 学術情報流通について知りたい学術情報流通について知りたい(1)

と、12種類のメニューが並んでいるが、ここをクリックしたときの動作がわかりにくくはないだろうか。メニューのいずれかをクリックすると、右側に関連するサービスやデータベースへのテキストリンクが表示されるが、JavaScriptを使った軽快な動作な分、この変化がわかりづらいように思える。26項目を抱える「研究に役立つデータベースを使いたい研究に役立つデータベースを使いたい」をどうするかという問題はあうだろうが、ここには各種サービスのロゴ画像をあわせて表示するようにして、画面の変化を印象づけたほうがよいのではないだろうか。