月よお前が悪いから…のアーカイブ

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ライブドア騒動

まぁ、彼ら新興財閥にとっては「ある一線」を越えた辺りからお金という「数字」を稼ぐゲームでどれだけハイスコアを上げられるかという事に目的がすりかわっているのでしょう。
問題は、このタイミングでライブドア叩きが始まったのか。と言うあたりですね。
多少穿った見方かもしれないけど、堀江的な存在=新興財閥が既存勢力に取って利用価値が無くなった上にライブドアが世論を味方に付け始めて脅威になってきたから、検察を動かしたと考えるのが妥当でしょうね。

これから政財界とライブドアの繋がりが暴露されていくと思いますが、この結果何が起こるかというと、私はロシアでィエリツィン政権がプーチンに負けていく過程で起こったことを連想してしまいます。

つまりは、ユコス財閥の解体に見られるように、新自由主義を標榜する政財界の繋がりが分断されていくのでは無いか・その中で生き残る旧財閥とパージされる新興財閥に二分され、挙げ句はかなりの部分が準国営になる可能性も無い訳では無い。

その中で、和製ノーメンクラーツラの連中…キャリア官僚上がりの金持ちや新興財閥…の失脚が相継ぐ可能性は高い。

つまりは、現状の「小泉改革」と言うか新自由主義を標榜する者たちの中での政治的な抗争が始まった可能性が高く、その狼煙としてほりえもん潰しと言うことが起きているのでは無いかと言うことです。

対する三木谷はどうか…かなり財界に食い込んでいるとはいえ、次は自分であろうとビビっているのではないでしょうかね(´Д`)y-~~

まぁ、ここまで書いたのは「ロシア・ケース」にあてはめてみた場合ですから、どの程度予想があたるかは未知数ですが(^_^;)

「仮面ライダー響鬼」終わる

「ショッカー=人々に恐怖をあたえる存在とは何であるのか」と言う仮面ライダーの根本から再構築を試みた野心的な作品だっただけに、色々と不遇な状況に置かれてしまったな。と言うのが終わっての率直な感想です。
後半の白倉-井上体制で語られたエピソードが前半にも適切にはいっていれば、世間の評価も違っただろうし、一年間*1で真の主人公?である明日夢が優柔不断から主体性を獲得していく過程を描きたかったのはわかるのですが…あまりに計画性がなかったと言うか、シリーズ構成が無いに等しかった状況でそれをテーマに一年やるのは無謀過ぎたです(;´Д`)
とにかく、交替のタイミングが遅すぎた。
もしくは、キチンと一年間のストーリーテリングの筋を決めて何をテーマにするか決めてから脚本を発注すべきだったのを、雰囲気ドラマで誤魔化してしまった前半の損失を後半の無理な展開と事実上の打ち切り?という形で償わねばならなかったのが残念極まりなかったです。
こういう野心的な試みが仮面ライダーで今後出来るのだろうか…非常に危惧しています(;´Д`)

*1:ドラマでは二年間