丹波しめじ

本当は秋刀魚と一緒に食べようと思って買ってきたキノコだった。
またやってしまったのね、ウッカリ忘れ…

 本シメジに最も近い種類の“はたけしめじ”というのが正式名称だ。大手のキノコ栽培メーカーが「大粒丹波しめじ」などと有難いお名前をつけて販売しているものだが、秋刀魚を買ったスーパーでたまたま1P¥100で特売していたのよ。
フツーの“ぶなしめじ”に比べると非常に大きく最大サイズは軸の直径が4cmほどもありエリンギ並の迫力がある。
火が通りやすいようにちょっと軸部分を手で裂いてみたが、けっこうチカラも必要で肉質に締まりがあるコトがわかる。
案の定、焼いたものを噛んでみるとシャキシャキとした歯ごたえが心地よく「コレならホカの加熱料理にも使えるじゃん♪」と思わぬ発掘品にヨロコビなのだ。
 香りもナカナカのものだが、ホンモノの本シメジってヤツを食したコトがないので比較のしようがない。ずいぶんよい香りと味がすると聞いているので、そのうちありついてみたいとは思っているのだが…
スダチを絞って塩を少々、やはりこのテのきのこならではの食感が酒の肴にうってつけの愉しみをもたらしてくれる。
噛みしめているとほんのり山の香りが漂ってきて「あ〜、明日は高原まで足をのばしてみようか…」という気になってきたのだ。 

(73)MTR『ほうれん草とカッテージチーズのカレー』


 このレトルト製品も非常にカロリーを低く設定してあり一食で110kcalしかない。脂肪分も総量で9gと本国インドでも有名なカレーレシピなのだ。
基本テキに野菜カレーなので玉ねぎやトマトが中心のソースだが、ソコにほうれん草のグリーンが加わり独特な色彩効果と味覚を生み出している。
 動物性タンパクをローカロリーに摂取しようとすればカッテージチーズはもってこいの食材だろう。フツーのナチュラルチーズに比べると1/3ほどのカロリーだが、食べるトキにはやはりチーズだな〜と実感できる味わいもある。
チーズは発酵・熟成というプロセスを経て製造されるが、カッテージチーズは動物の乳に酢酸を加えて分離凝固させて作る“非熟成チーズ”の代表なのだ。
しかも原料はマスプロダクトの場合は脱脂乳などを用いるため、非常に脂肪分の少ないチーズが出来上がるシクミなのね。
 言われなければ固く調整した豆腐のようにも思えるし、もしかして重石をして固く水抜きした木綿豆腐などをカレーの具材にしてみるのもイケるかもしれない…などと新しいアイデアもプレゼントしてくれたインド製品だったのだ。




今朝の富士山

2008.09.28. 05:48 @Fujinomiya-city