渡辺遮莫次郎氏に会う

毎年個展を開催させていただく東京T-BOXで
香本さん、秩父でしょ、サモジロウさんって知らない?と
時々訊かれていたけれど、存じ上げなかった。

小平の豊生画廊展示に協力してくれたSさんが
偶然、渡辺遮莫次郎氏と懇意の方で、
私の大作展示の武甲書店のときも、その前が彼で、
喫茶グレーの個展最終日ならお会いできるかと思ったら
雨だから帰りました・・ああ、縁が無いのかなと思っていた。
今回、サモジロウさんから、会いましょうとの手紙とDMをいただき
ようやく、この日にお会いして少し話を聞くことが出来た。

T-BOXのオーナーから、彼は人体がちゃんと描ける人だと聞いていたが、
納得できる作品も目にした。
持病(うつ)と対峙したユーモラスな作品は
変貌してしまう秩父への悔恨の思いと、本質(裸)を見据える姿勢からだろう。

『香本さんのような絵を描く人は、秩父にいなかったね。
個展拝見させていただきます。』との言葉。
また、絹の家でお会いできるのを楽しみにしています。
画像は一部、T-BOXのホームページからお借りしました。
http://tbox.co.jp/tbox/db/db.html

[昨日の断片]150424