【杓子菜と竜】 青と藍シリーズ


埼玉新聞に連載されている【絵描き男の料理徒然草
8回目・風土の味住めば都に関連した絵です。

秩父に東京から移転した頃は、細麺ラーメンが苦手だったのに
長く住んでいると、今や細麺が一番となったこと。
寒暖の差厳しさに馴染めなかった自分が、今では土産に杓子菜を持たせ
誰よりも?秩父を宣伝しているいきさつを書いたコラムが本文です。

自分の心(丼ぶり)の竜は、単なる模様絵から、
リアル・・現実の生活・・秩父の竜(秩父神社)になってきている。
愛嬌のある竜の顔は、左甚五郎のものからです。
杓子菜が開かれて花が咲いている様子も、
私の心の壁が解かれていって、武甲山の地に根を下ろし、
心開きて花が咲き というようなイメージです。

[昨日の断片]160528