ゼロの使い魔外伝 タバサの冒険 2

読了。

「さて、肝心なことを聞くのね」
「なに?」
「シルフィがんばって、火竜をひきつけました。おねえさまはタマゴを回収しました。そのあと、シルフィはどうすればいいのね」
ぽん、とタバサはシルフィードの足を叩いた。
「まかせる」

いつでも無口なタバサと、その使い魔にして実は喋れる韻竜・シルフィードシュヴァリエとしての任務を描く、ゼロの使い魔外伝2。


きゅわきゅわ。
たしか1巻ではシルフィードがやたら可愛くて、いちいち「きゅいきゅい!」 とか言ってるのが面白かったんですが、2巻冒頭ではそのハイテンションっぷりについていけなくて、逆にウザかったり。……まあ、しばらくすると慣れてきましたが。
第五話「タバサとギャンブラー」 ……1巻最後の舞踏会直後の任務。古。
第六話「タバサとミノタウロス」 ……人助け。そんなことするキャラだったっけ? ――いかん、違うキャラと混じってる気がする。
番外編「シルフィードの一日」 ……サイトに対するフレイムのコメント 138頁「あの扱いはない。ないよ」 が切ねえ。
第七話「タバサと極楽鳥」 ……普通。
第八話「タバサと軍港」 ……第五話がなければリュシーの最後の台詞も良かったんだけど、それがあるせいで「またか」 という印象。


相変わらずシルフィ(とタバサ) が可愛い話でしたが、意外と各話がタバサの成長物語になってて*1、その辺りもなかなか楽しめました。たしか最近の本編ではサイトと対決した話があったはずなので、せめてその前後の話が出るまでは続いて欲しいですね*2

*1:番外と7話はそうでもないけど。

*2:携帯で配信されてるので今も続いてるのかもしれませんが。