とある魔術の禁書目録 16

読了。

「(……あばぁーっ ! ! 五和の野郎、カンペキに弾けちゃっていますがーっ ! ? )」
「(……ほら病院で教皇代理が『最高に良い女である事を証明して』 とか不用意に言うから、五和もうヲンナゴコロ全開じゃないすか ! ! )」
「(……馬鹿ね。恋する女は神様だって敵に回せるのよ)」

『神の右席』 後方のアックアから、イギリス清教と学園都市に果たし状が届く。いわく「これより上条当麻を粉砕する。障害となるのなら全力で排除する」 ――『神の右席』 でありながら『聖人』 であるアックアに、イギリス清教は天草式十字凄教から五和をボディガードとして派遣する……。


ただのおしぼりキャラだったはずが。
こんなに大きくなってまあ……とかなんとか。まあ五和は五和で面白かったんですが、それよりもむしろ、254ページのイラストに粉砕されました。散々引っ張ってきて、ようやく辿り着きましたよ……! 長かった……ッ!
121頁「こんな女を助けるために、あいつは体を張ったのか?」 いいですねえこの言葉。びくっとしました。267頁「教皇の力になれると、もう一度あの人と共に戦えると」 なんという燃え展開。アックアが散々「実は良い人でした」 な話を展開させていたので、勘違いを正して引き下がる展開だろうなー、なんてぼんやり想像しながら読んでたんですが、いやあ、良い意味で裏切ってくれましたね。


さて、話が全然進んでないというか、いつから『神の右席』 の話やってましたっけ? 残るは右方だけですが、別に上方とか下方とか出てきても驚きませんよ。次も期待。