04, 10. 2010　赤い実 - atarouのブログ

予報通り、昨日は朝から鬱陶しい天候となった。Tさんの個展の最終日なので、雨が降らぬ様に念じた。何とか閉廊時間までは、雨が降らずに済んだのは何よりだった。初日と最終日が雨では敵わない。

外での仕事を持っていた時期の習慣で、日曜日には溜った雑事を片付ける。毎日が日曜日の様なものなので、曜日を決めて雑事をする必要はないのだが、長年の習慣で曜日毎にする仕事を決めてある。雑事を片付け、手仕事の合間に以前から気に懸かっていた書状を書いた。帰国後慌ただしくて、先の予定を立てることが出来なくて、一月余も書けなかった。

一息ついて庭に出た。チョウジソウの葉が、黄色を増していた。もう少し黄葉を楽しんで切詰める。イワシャジンが見頃になっていた。大分以前に切詰めたリシリリンドウの株の中心に、２輪の花が開いていた。出遅れたのか、この時期の花は、健気で愛おしい。

庭の隅のヤブランが終盤に入った。花茎が伸びて、花の間隔が広がっている。近くでスズランが赤い実を付けていた。コムラサキの実の色が強くなって来た。未だ葉は殆ど紅葉していないが、ニシキギが赤い実を付けていた。季節の進行は早い。

２時前に書状を投函しに出かけた。風が強く、気温も低い。皮のジャケットを羽織って出たが、寒さに身体が慣れていない所為か、酷く寒く感じた。シラカバ公園傍のヤマボウシは、葉が紅葉し始めていた。直ぐ近くのお宅で、真っ赤な実を付けている樹を見付けた。アジサイを小型にした様な葉だった。艶やかな赤い実だった。赤い実が多いのは、鳥が赤い色に反応する為と聴く。