23, 10. 2011 マルメロ色付く


朝方の雲は厚みを増し、昨日は午後に入って雨が降り続いた。夏の終りの大雨の頃、予約してあった温泉旅行が道路の通行止めで取り止めとなり、再度申し込んで、弟の家族が出かけて行った。前日夕食事に天気予報を見ながら、また天候が思わしくないのが判り、雨女もしくは雨男の所為ではないかと、3人で自分は該当しないと云い合っているのが面白かった。

教室を済ませて掃除をして、陶の作業に入る。雨が小降にならないかと時折外を見やるが降り続いているので、暗くならぬ内に買物に出かけた。油絵を描きに見えた方からムカゴ(零余子)を頂戴した。南の畑に長芋が植えられていたのを思い出し、少し南を廻って行くことにした。空模様の割合には、寒くはなかった。



前日の強い風に、昨日の雨が加わり、落葉が進んでいた。シナノキの葉は、残り少なくなっていた。ナナカマド公園の樹々も葉を落とし、空の領域が広がっていた。長芋は葉がすっかり色付いていたが、未だ収穫されていなかった。ムカゴが付いていないかと目を凝らしたが、距離があって判らなかった。





東の方のお宅で、夏に見かけたズッキーニが未だ実を付けていた。随分長い間、収穫出来る野菜であることが判った。マルメロがすっかり色付いていた。先日、テレビでマルメロの収穫の様子が報じられていた。色はほぼ同等。そろそろ収穫出来る頃かと思われる。





東の沢に隣接する公園のホウノキは葉が枯れ色となり、地面には大きな葉と実が散乱していた。実はどれも、鴉が掘り出して食べたのか、赤い種子は残っていなかった。下の写真は、以前拾って来たホウノキの実。殻が自然に開いて、赤い種子が現れている。





沢の西の道を北へ進む。薄暗い天候にも拘わらず、落葉が進み空が透けて見えていた。輝いていた紅葉や黄葉も、葉が反り返り始めていた。




雨が強くなって来たので沢を離れ、住宅街を北西に向う。暑い盛りから次々と白い小さな花を付け、実を付けていたフウセンカズラも朽ち始めていた。何処のお宅の葡萄も収穫を終えているが、林檎は未だ未収穫。すっかり色付いているが、霜に当てて糖度を高めているのだろうか。




スーパーの斜め向いの窪地を、上から見下ろす。すっかり色を失い沈んでいた。来春、また様々な野草を見せて欲しい。