スワロウテイル

ayadamon2006-09-17

今、岩井俊二の小説とDVDを収集中。


高校生のとき、彼氏が読んでるからって文字嫌いだけど初めて小説読んだ。そんでもて初めて泣いた小説が「スワロウテイル


ついついビデオで見る機会が無くってなぁなぁになってしまったけど、最近実現しました。
96’の作品。10年前。
ゴールドラッシュ傍らのイェンタウン、スラム、アヘン街、娼婦、映画は小説のイメージどおり。
Charaの歌と、映像のがさつさときわどい色使いと、英語と中国語と日本語のごちゃ混ぜなのと、全部がかわいくってキレイで素敵だった。

なんかキャストがすごかったなあ。山口智子にびっくり。思わず「みなみぃ」と話しかけたくなる。
三上博史ふんするフェイフォン。Charaが殺し屋に追われていて、「もうフェイフォンに会えないよッ」って公衆電話で必死になる場面がすき。
伊藤歩ふんするアゲハがCharaの胸の揚羽蝶の刺青に興味を持って、Charaが「あんたはまだ子供だからいもむしね」ってマッキーでいもむし、胸に絵を描くの。でもね、それはほんとにアゲハが「揚羽」になったの。だから彫ったの。アゲハが「グリコ(Chara)、いもむしが蝶になったよ」っていう場面も好き。

キレイでキレイで本当にびっくりしたよ。スワロウテイルの小説持っていたのになんだか2冊目、かっちゃった。


http://www.youtube.com/watch?v=zL9GzM7dQi4
↑↑↑そしてあやは一生の中でこの曲が一番好き。。PVで聞いたなら確実に泣く。

初めて聞いたのは16くらいだったけど、きれいなものはずっときれいだと思えるような大人になりたい。