合宿の成果や、いかに?!

本年度のASCのスローガン【抜本的改革と新人育成の強化】。
その実現に向け、初の春合宿(3泊4日)を敢行。

長野の山荘での合宿は、すこぶるエキサイティング。
24時間、エンドレス稽古!
体力と集中力の勝負。
 
ASCでは毎夏、三浦海岸で2泊3日の合宿を行うが、
宿泊所は実は大リゾートホテル。(これも縁あって安価にて宿泊。感謝)
その部屋はリビングが20畳くらいあるビッグサイズの3LDK
ベランダも超ビッグ。太平洋が一望。
部屋の仕切りをはずせば、大広間。
なので部屋で稽古ができる。
とはいえ、やはり他の宿泊客の手前、稽古時間はせいぜい夜の10時まで。
 
長野の山荘は違う。
山の中の一軒家。夜、外は漆黒の闇。
大声出しても近くに民家は全くなし。
屋外の場面は、文字通り山中野外で行う。
また山荘内部は、間仕切りの全くないオープンスペース。
三浦海岸のホテルは、一部屋が独立していたので、
リビングでの徹夜の飲み会が苦痛になれば寝にいけた。
しかし山荘はそうはいかない。隠れ場がない。
寝ようにも、すぐ横でシェイクスピアの台詞の嵐。たとえば、
 
「起きろ〜、ブラバンショー、大変だ〜起きろ起きろ〜!」
(byイアーゴー&ロダリーゴー。「オセロー」1幕1場より)
 
どうせ眠れないんなら、ちくしょ〜、意地でも稽古してやるってなもんだ。
 
僕の宣言。
「稽古したい者が一人もいなくなるまで、稽古する。僕からやめることはない!」
憧れ(?)の24時間エンドレス稽古。
気の済むまで、みんな、やるがいい。
2泊した時点で僕の睡眠時間は合計1時間半。
我ながらタフだなぁ、とちょっと感心。
それに付き合う研究生たちも、やるなぁ。
3泊目にはさすがにもう少し寝たけど。
 
その成果が本番にどう表れるか?
ASC第34回公演“4人の俳優で四大悲劇を”シリーズ決定版「オセロー」、
本格的リハーサルスタートは、4月15日(日)から!!