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(1564-1616) William Shakespeare ウィリアム・シェイクスピア

英国だけでなく世界的に認められた劇作家、詩人、役者。ストラットフォード・アポン・エイヴォン生まれ。
今日の英語はシェイクスピアによって高められたという人もいる。
エリザベス朝ルネサンス文学の代表者。青年時代にロンドンに出て初め俳優、のち座付作者として約三七編の戯曲を創作。
喜劇、悲劇、史劇と、幅広いジャンルにわたって書いている。
あまりにも知識が広い上に、約38作もの優れた作品をほとんど書き直すことなしに仕上げているので、シェイクスピアはペンネームで、本当はもっと身分の高い人物が(たとえばフランシス・ベーコンなど)が書いていたとの説もある。
シェイクスピアの批評は、それだけで学問になるくらい沢山あるが、なかでもバーナード・ショーの批評は辛口でウィットに富んでいてしばしば引用されている。
代表作は四大悲劇の『オセロ』『ハムレット』『マクベス』『リア王
 
悲劇
 
『ハムレット』
 ・流血復讐劇
 ・ハムレットに父ハムレット王の亡霊が現れ、残虐な毒殺の真相と、母の
  不倫を知らされ、復讐を要求して消える
 ・ハムレットは狂気を装うことにする
 ・ハムレットは王への殺害を知ったPoloniusを殺害してしまう
 ・ハムレットは、Poloniusの息子と仕組まれた決闘をする
 ・王の死後、すぐに再婚した王妃(ハムレットの母)は毒入りの酒杯で死ぬ
 ・最後に王を殺害し、ハムレットも死ぬ
『オセロ』
 原本=チンティオの『百話集』 第3日7話
 ・Iagoは、実践とは無縁の戦術家Cassioを隊長に抜擢した将軍オセロを憎む
 ・Cassioは、Iagoの策略によって騒ぎを起こし、辞任させられる
 ・Cassioは、Iagoの妻Emiliaを通じて、オセロの妻Desdemonaに仲介を
  頼み、復職を聞き入れる
 ・オセロは、IagoにDesdemonaとCassioの関係が怪しかったと吹き込まれ、
  嫉妬に駆られ、理性を失い、妻を殺す
 ・Emiliaは夫が原因であることを知り、オセロに報告する
 ・Iagoは捕まり、オセロは真相を知り、悔恨に堪えず自刃する
『リア王』
 原本=古代ブリタニアの神話『ブリタニア王列伝』
 ・リア王は王国の分割を宣言する
 ・既婚の長女Gonerilと次女Reganの偽善で財産を配分したが、純情な三女
  Cordeliaは期待に反し、財産を求めなかったために追放する
 ・王は長女と次女に虐待され、王としての護衛も生活の保障も失う
 ・三女の孝心と誠意に気付くが、時既に遅く、悲嘆の余り悶死する
『マクベス』
 原本=ボウインスの『スコットランド史』
 ・3人の魔女が武将Macbethに予言を与える
 ・王位に関心がなかったが、魔女と妻に悪の誘惑をされる
 ・スコットランドの武将Macbethは、ダンカン王を弑逆し、王位につく
 ・マクベスは、疑いを持った将軍Banquoを暗殺する
 ・王の長子らによって討ち取られる
 
喜劇
 
『間違いの喜劇』
 原本=プラウトゥスの『メナエクムス兄弟』
 ・離散した双生児が出会い、取り違えから起こる間違い
 ・男性本位を認めない女性
『じゃじゃ馬馴らし』
 ・エリザベス朝における求愛と結婚、夫婦の役目
 ・富豪者が、求婚者が多い妹ビアンカの縁談は、
  じゃじゃ馬の姉カタリーナが片付くまで拒絶
 ・困った求婚者は、冒険者にカタリーナの荒治療をさせる
 ・ルーセンショーは他の求婚者を出し抜き、ビアンカと結婚
 ・ホーテンショーは金持ちの未亡人と結婚
 ・披露宴の時、カタリーナがもっとも従順な妻になっていることに
  一同が驚き幕
『ベローナの紳士』
 原本=モンテマヨールの『恋するディアナ』
 ・バレンタインは、親友プロチュスと別れ、ミラノへ行く
 ・バレンタインが公爵の娘シルビアと相愛の仲になる
 ・ミラノへ来たプロチュスが、許嫁ジュリアと親友バレンタイン
  を裏切り、シルビアに心を奪われ、バレンタインを追放する
 ・シルビアはバレンタインの後を追い、家出する
 ・プロチュスがシルビアを追い、結婚を強要する
 ・今は盗賊の頭領となっているバレンタインが登場し、
  プロチュスが悔い改める
『雨の骨折損』
 ・ナバール王と3人の貴族が学問に専念するために女性禁制を誓う
 ・フランスからの来た王女と3人の侍女に、それぞれ一目惚れする
『夏の夜の夢』
 ・アテネ公と女族の女王の結婚式で森に人が集まる
 ・森では妖精が喧嘩中で、そこに集った4人の恋人達の
  組み合わせを間違え、恋仲にしてしまう
 ・やがて妖精のよりが戻り、挙式する
『ベニスの商人』
 ・ベニスの商人アントニオは、友人バッサニオの頼みでユダヤ人
  シャイロックから自分の肉1ポンドを抵当に、大金を借りる
 ・バッサニオの求婚者ポーシャは、裁判で「肉は取っても、血は
  一滴もならぬ」という詭弁を使い、窮地のアントニオを救う
『空騒ぎ』
 ・クローディオはヒアローに恋をするが、ドン・ジョンの陰謀に
  より、ヒアローを不貞な女だと思い込む
 ・ヒアローの従姉ベアトリスは、クローディオに決闘を申し込ませる
 ・ドン・ジョンの陰謀が露見して事件が解決する
『お気に召すまま』
 ・ロザリンドを恋するオーランドは無慈悲な兄に森へ追放される
 ・ロザリンドも叔父に森へ追放される
 ・ここで筋は停止し、牧歌生活の披露に入る
『十二夜』
 原作=リッチの『アポロニアスとシラ』
 ・オーシノ公爵は、求婚相手オリビアに面会を謝絶される
 ・拒絶の理由は兄の喪に服しているからだった
 ・公爵へかなわぬ恋をしたビオラが男装をして、オリビアの前に
  出現する
 ・オリビアを求愛する空想的な男が2人出現し、物事を複雑にする
『ウインザーの陽気な女房達』
 ・フォールスタッフが、金銭欲でウインザーの女房に恋文を送る
 ・その事実が発覚し、選択籠に入れられ、テムズ川に投げ込まれる
『終わり良ければ全て良し』
 ・医者の娘ヘレナは、ロッシリオン伯爵の息子バートラムに思慕の
  念を寄せる
 ・バートラムは、医者の身分が低いことを気にする
 ・王の不死の病気を治療したヘレナは、名誉が与えられる
 ・王の命令で仕方なくヘレナと結婚したバートラムは、彼女を
  避け出征する
 ・バートラムは、指輪を自分から獲得し、子を宿したら、真の夫
  となると約束する
 ・ヘレナは、バートラムが誘惑しているダイアナになりすまし、
  それを実現する
 ・ダイアナが真実を告げると、バートラムは嘘で弁解をする
『以尺報尺』
 原本=ジョージ・ウェトストーンの『プロモスとカサンドラ』
 ・クローディオとジュリエットが姦淫罪で死刑宣告を受けた
 ・クローディオの命を救おうと、妹イザベラは、名代アンジェロに
  慈悲を訴える
 ・法の正義と慈悲との葛藤が起きる
 ・他人に慈悲を施す者は、自分も慈悲を施される
 ・アンジェロは、イザベラに屈する
   
歴史劇
 
『リチャード3世』
 ・主人公リチャードの性格描写に重点がおかれている
 ・リチャード:不具者、容姿醜悪、傲岸、二枚舌、徹底した悪党
 ・孤独に到達し、リッチモンドに敗れて死んでいく
『リチャード2世』
 ・バラ戦争の原因であるリチャードの退位を扱っている
 ・リチャード:神授権をもつが、優柔不断で自己中心的
 ・ヘンリー4世:現実主義的な優れた政治家
 ・リチャードの受難劇
『ヘンリー4世』 2部作
 ・ヘンリー:内憂外患に心労
 ・心配の原因を王位剥奪に求める
 ・国王のハル皇子に対する教育問題
   フォールスタッフたちとの悪遊びをやめさせる
 ・ヘンリーの死によって、権謀術策による権力獲得から、
  正当な継承権を得た王位継承の時代が到来する
『ヘンリー5世』
 ・国王のあり方
 ・現実主義、庶民的感覚、正義、威厳、責任、敬虔、慈愛
  

The Sonnets (Classic poetry)

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