土曜参観(授業参観)

 またまた深夜の2時に目覚めてからよく寝れないまま朝を迎えた。今日は授業参観の日。ということで、平日通りの動きを。朝の会から給食までの時間、自由に見学できるということで、読み聞かせが始まる8時15分少し前に教室に行ってみた。保育園が一緒だったKちゃんママが紙芝居、そして別のお父さんが絵本を2冊。Kちゃんママ、すごい声の持ち主であることが判明。他のクラスのママも来ていて、何事かと思ったが、後から他のお母さんに聞いたら「あの人は別格なのよ」という話。2学年上にお姉ちゃんがいるので、去年か一昨年もやっていたそうで、元劇団員じゃないかという噂も(真偽のほどは?)。いや、その語り口、声、とにかく惹き込まれた♪そしてお父さんの読み聞かせもなかなかいいもの。絵本選びも「さかな」で統一。なかなか面白い絵本。そしてその調子にあった読みのテンポ。決してうまいという訳じゃないが、味があった。自分がやる立場になると、人のやるのを見るのは本当に楽しく、参考になる。さてさて、本題の授業。
 授業参観は「こくご」→「さんすう」→「ずこう(×2)」という日程。朝から腰痛がひどかった私は1時間目が始まってすぐ「もうダメだ」と思い、夫に「椅子を持ってきて」とお助けメールを。何とか4時間目まで立って見たいと思っていたが、人目はもうどうでもよく(もうオバサン化しているんで)帰宅するより見学を選んだ。で、1時間目の後半に椅子持参の夫が到着。ちょうどその時間「昨日やったことをみんなの前で発表して質問を受ける」というコーナーで、息子も一生懸命手を挙げているところだった。発表のチャンスはもらえず、質問の時に一度指されただけ。でも、一番前の息子の声は後ろに立っている親のところには届かず。あー、やっぱり声が小さい・・・。家ではあんなに大きい声が出るのにね・・・。2時間目の「さんすう」でもそうだったが、何が何でも(どんな時でも)手を挙げるというタイプではなさそう。そもそも、先生の話を聞いてるのかどうかも怪しい・・・。息子はマイペース。大休憩の後は「ずこう」。先週から集めた材料で「すてきなバッグ」作り。昨日、一昨日と買って欲しいものリスト(メモ)を渡されていたので、一昨日は金銀折り紙やらモールやら両面テープ、そして昨日ダッシュでお店に駆け込んで、12色のカラーぺンを購入。何だか平日に時間がない日に「明日まで」といわれると、大変。まあ、最近はスーパーも遅くまで営業しているから昔程手に入れられないという訳ではないが。で、バッグ作り、家で親と相談したり飾りを既に作っていた子がいて、さっさと作り終わっていた。みんなに見せたくてほめられたくているんだけど、みんな一生懸命作っているので、その子が欲しい反応はもらえなかった様子。息子は隣の女の子(入学式の日に既に名前を覚えるほど気に入っていた子)と仲良くおしゃべりしながらの作業。来週の「ずこう」の時間に完成させるらしいからそんなに早く作らなくてもいいんだけど、本当にマイペース(つまりスローペース)。息子は2階の義姉(おばちゃん)や甥っ子(従兄)から貝殻やボタンなどをもらっていたから、そんなのを箱にペタペタ貼っていた。それを目当てに何人か息子の机の周りに群がっていたりして。取られるのかなぁと冷や冷やして見ていたが、まあ大丈夫だった(親となると、こんな心配があったりして)。全体的に見て思ったのは、小学校に入って1ヶ月しかない子たちって、学校コードを習得する段階なんだと納得できた。朝の会の日直の独特の司会進行、授業の初めと終わり方、先生のクラスコントロールに使われる言葉遣いなど、これまでも保育園でやってきたことの延長の他に「今日(今月)のめあて」などが加わり、小学校段階の“教育”ということが、これらのコードから見て取れる。これに則った態度が育つことが求められているということ。
 授業参観ということだったが、他のお母さん方と顔見知りになれたりして、なかなかよかった半日。腰痛には参ったけど・・・。給食の様子を途中まで見て退散し、夫と最近近所にできた台湾家庭料理のお店でランチを。夫曰く「これ、本場と同じだよ」と。料理を作っているおばさんにもそのことを話したら喜んでいた。高雄出身で、夫も高雄に一度行ったことがあると言うと更に喜んで「また来て〜」と。帰り際「北京語、話せるの?」と聞かれたので、夫はジェスチャーで少しと言い、お店を後にした。ご飯もののメニューがもう少しあったら、どんどん利用したいんだけど。まあ、息子も食べられそうなものがあったし、次回は息子も連れてこよう。で、帰宅後、睡眠不足と腰痛を解消するため、ソファーで爆睡。3時過ぎに息子が帰ってきてから、昨日夫が買ってあげたオセロで母子勝負を。