Googleピンイン


 検索大手Google(グーグル、谷歌)社は、中国語入力ツールとして「Google拼音輸入法」を発表しました。早速ベータ版をダウンロードして使ってみた。(ダウンロード先はこちら

 マイクロソフトIME入力のシンプルさと同時に、中国国内で人気な「紫光拼音入力法」の知能性を備えていて、なかなか使いやすく感じた。中国語を勉強している日本の方に勧めたんだが、説明が中国語で使い方はあまり分からなかったと言われた。
 オフィシャルサイトの紹介を参照しながら、以下のように日本語紹介文を作ってみた。

 特徴一、「智能組句」
 簡単に言えば、自動予想機能。例えば、「今天我去新宿了」と入力したい場合、「jint」だけ入力して、「今天」もう選択できるようになり、「woq」だけ入力したら、「我去」が出てきています。「今天」は元々の単語でほかの入力法も予想できて四文字入力すれば済むが、「我去」は文となっていて、ほかの入力法は予想不可なのだ。Googleピンインは出来るのだ。

 特徴ニ、「流行語」
 先ほどの「今天」のほうに、普通の辞書に載っている単語だったら、連続ピンインを打てば、確実に出てくるが、最近流行っている「超女」や「熊猫焼香」などの言葉は単語として入力はできなくて、一字一字に入力しないといけないが、Googleピンインは可能なんだ。

 特徴三、「智能校正」
 急いで入力した場合、間違ったりするでしょう。例えば、聴力の「听」で「ting」は正しいピンインだが、急いで「tign」と入力したら、ほかの入力法だったらエラーとなり何も出てこないが、Googleピンインだったら、ちゃんと「听」が出てくる。

  特徴四、「筆画入力」
 読めない字はどう入力すればいいのか、中国語を勉強している人にはよくある悩み。「筆画入力」はそれを有る程度クリア。字の書き方が分かれば、入力可能。例えば「谷」を「筆画入力」で入力したい場合、まず、入力モード変換の「u」を入力し、撇捺撇捺竖折横の順番に「筆画」ピンインの頭文字で「pnpnszh」で「谷」を入力可能!

 特徴四、「英語ヒント入力」
 英語の入力も便利になるようだ。先頭に入力切替の「v」を打って、続けて英単語を入力して行く場合、智能予想と同じように、英単語も候補として出てくる。あまり覚えていない英単語も簡単に正しく入力できるのだ。
 そのほかには、「zh、ch、sh」と「z、c、s」の曖昧認識によりはっきり発音できない方でも目的である字が入力できたり、Google検索と一体化したり、入力習慣をネットで保存したりなどなど。 
 「こんなに便利になったら、正しいピンインも書けなくなる」と心配している中国語勉強中の友達もいる!便利さによって怠けている現代人にとって、どちらがいいだろう。