BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週のウルトラマンオーブ 第15話感想

 ギャラクトロンとの戦い、後半戦。いやはや、マガオロチ戦に続いてまたしてもこんな後味の悪い結果に終わるとは思いませんでした。下手をすればナオミとビートルのパイロット、2人の人命をウルトラマンが奪うという結果になっていたかと思うとゾッとします。やっぱりベリアルの力を借りるなんてろくな結果を招きません。それ以前にギャラクトロンの攻撃によって万単位の犠牲者が出ていそうですし。ジャックやレオは強敵に敗れるたびにそれを乗り越えて強くなりましたが、オーブの場合は戦って乗り越えなければならないのは何よりも己自身ですね。もしかするとオーブは歴代ウルトラマンでも最も過酷な運命を課せられたウルトラマンなんじゃないかと、ここ数回の話で思うようになりました。

今週の動物戦隊ジュウオウジャー 第34話感想

 そろそろ死にそうだなと思いながらもこれまで意外なほど粘ってきたバングレイ。奴との決着もいよいよつきそうな、そんな話。バングレイに記憶を読まれないように、各々動物のかぶりものを頭にかぶって対抗するジュウオウジャー。別にかぶれるものであれば何だってよかったような気もしますが。サメとホワイトタイガーのかぶりものがなかったのか、セラとアムのはオットセイ(アシカかも)とシマウマだったのは笑いました。キューブホエールのダミーまで作って打って出たジュウオウジャーでしたが、バングレイ自身が頭が切れる上に策士・クバルまで加勢していたために、ニセモノジュウオウジャーによって逆に罠にはめられることに。このあいだの総集編回で偽者も救おうと努力していた割には今回あっさりと偽者を倒していたのはなんだかなぁと思いましたが、律儀に名乗りまでやる(しかもバングレイとクバルも一緒に)ニセモノジュウオウジャーには笑いました。大和を人質に取られ絶体絶命のところで終わりましたが、次回はどう見てもバングレイ最期の日としか思えない・・・。

今週の仮面ライダーエグゼイド 第3話感想

 3人目の仮面ライダー、スナイプこと花家大我登場編。無免許医で髪の一部が白髪って、いくらなんでもそのまんまじゃありませんか。まぁこの大我が登場したおかげで、5年前にゲーム病患者の大量消滅事件があったことや大我が起こした「医療ミス」によって飛彩が「大切なもの」を奪われたという事実が明らかになりました。バグスターの設定はウィザードの敵であるファントムに似ているなと最近思い始めていましたが、大量消滅事件もサバトを思わせるものでますます似てきましたね。バグスターの幹部らしいパラドやグラファイトは、ファントムでいうところのメドゥーサやフェニックスなのかもしれません。それにしても、子供に簡単に脱走されてしまうCRのセキュリティはどうなっているのやら・・・。飛彩、あの状況で一旦変身を解除して仕切り直しを図ったところで状況が改善できる見込みがあるとは思えませんでしたが、どうするつもりだったのか。3話目にして早くもガシャットを奪われることになった絵夢も、何もあんな勝負を真に受けなくたって・・・。