新しく買ったPCが新しすぎてLinuxのインストールでいろいろ問題ありですが、今日でネットワークにつながるまでにはなりました。やったことを列記したいと思います。
マザーボードのBIOSアップデート
マザーボードはインテルのDG965RYです。これの最新のBIOSのバージョンが1176で、うちの新しいPCのは0816。とにかく新しくしておきます。intelのサイトにCDに焼いてブートできるisoイメージがあったのでこれを使いました。そのCDからブートして、いくつかキーを押して完了。簡単なものです。
SUSE 10.1のインストール
昨日書いたように、CDインストール用の1枚目だけを使ってハードディスクからインストールします。よそのブログではブートオプションを付けるのが必須みたいな状況ですが、このSUSE 10.1に限って言えばブートオプションは必要ありませんでした。
しかしインストール中、CD-ROMドライブとLANデバイスを認識しないのは相変わらずです。ハードディスクからのインストールになりますので、外付けUSB HDDを使うか、内蔵しているHDDの一部の領域にあらかじめインストールディレクトリを丸ごとコピーしておく必要があります。
インストール完了 & アップデート
あとは特に問題なくインストール完了します。Xも問題ないみたいですね。アップデートですが、これもハードディスク経由でしました。YaST2で参照先を指定してやって、あとはアップデートかけるだけです。初めはYaST関連のパッケージのみアップデートされて、その後、再びYaSTを起動してからアップデートを実行します。なんか依存関係で問題あり。みたいな警告は出ますが適当に指定してやればなんとかなりました。
ネットワークドライバの導入
アップデートが完了してもネットワークにはつながりません。YaSTでネットワークのドライバをe1000と手動で指定してもです。ハードウェア一覧ではネットワークデバイスは認識しているようなんですけどね。
そこでintelのサイトからダウンロードした「NETWORK_2.0_SLED10_X86_64.TAR.GZ」を使います。これSuSE Linux Enterprise Desktop 10用とのことですが、とりあえず中にあるrpmをインストールします。現在のkernelとはバージョンが違うのでインストールはうまくいきませんが、インストールされてできた以下のファイルを
/lib/modules/2.6.16.21-0.8-smp/kernel/drivers/net/e1000/e1000.ko
現状のkernelモジュールのディレクトリに対して上書きします。するとネットワークが使えるようになるという算段です。
以上が本日までの現状です。しかしCD-ROMドライブが認識されないのは解決していませんし、やっぱりメインで使う、そんなに頻繁にリブートできないように使うにはちょっと不安があるかなぁ。といった感じです。この前出た10.2のAlphaではどうなんでしょう。ついでだし今度試してみようと思います。