ボンボン

木曜日、日帰りで実家に帰りました(電車とバスで30分くらい)。母のお買い物に付き合って、服を見に行った。元祖オリーブ少女みたいな母(還暦)(ドゥファミリーとか好きらしい)はフワッとしたワンピース、フワッとしたカーディガンorボレロ、サンダル、籠バッグみたいな格好が好きで、またそういう服を探していたのですが、ヤング向けのワンピースは丈が短かったり横幅が足りんかったりして、なかなかちょうど良いのが見つからなかった。母は「おかあさんもそろそろおとなっぽい服を着なきゃね…」と寂しげに呟いていたので、わたしも還暦までは今の格好を続けようと思った。
土曜日は大雨警報の中、焼き肉ランチを食べに行った。車が沈没しそうなくらい雨降ってた。肉をしこたま食べて、その後マリノアに行き、彼氏の破れスニーカーの替えのスニーカーを買った。マリノアではアニソングランプリ福岡大会をやっていたので、やんややんやと見ました。うちの隣の女の子もきっと出場したに違いない…と想像しながら。その後、珍しくカフェへ行き(わたしは本当にそういうとこに行く機会がない)ケーキを食べました。
日曜日、苔むした寺を見に行こうとしたけど時間がなくなってしまって、玖珠にある水がジャージャーの場所を見に行くことにした。数年前に一度行ってそのときも水浸しだったけど、日曜日も同じようにジャージャーだった。


もうどこもかしこもこんな感じで水浸し。



以前来たときは倒木で先に進めなかったけど、今回は奥まで進めた。行き止まりのとこには、流しそうめん用の竹があった。ここはどうやら観光スポットらしいけど、わたしたちが行ったときはまるで人の気配がなくて(なにしろ小雨が降っていたし)なんだかもうずっと昔から打ち捨てられた場所のようだった。
道の途中にある休憩所。もう誰もいない。埃をかぶった窓ガラスを覗き込むと祭壇が見えた。裏庭にまわってみると、たくさんの仏像があった。仏像を見るための椅子もあった。







なんかもうわたしちょっとした妖精さんやん?(妖怪から格上げ)
★以下、お洋服自慢★
写真だとよく見えんけど、パフスリーブの白いワンピースに薄いブルーのワンピースを重ねているのですが、この組み合わせかわいすぎる。白のワンピースはリサイクルショップ(エコモール)で1800円だった。裾にシャボン玉みたいな模様が入ってる。以前エコモールの真ん前に住んでたことがあって、かなり買い物していました。その頃に買ったバスケットは300円で、大変愛用していたのですが、こないだ夜遊びしよったら取っ手が取れた(2回目)。ブルーのワンピースは、本当に色も生地も薄い霧みたい。肩ひもは細いレモンイエローのリボン。胸のところは小さくタックが寄せてあって、白いレースと白い小さな薔薇の刺繍が施してあるという、これでもかというほどの繊細乙女チックワンピースなのです。しかも40%オフで売れ残っていたのです!なんでよ!なんで売れ残ってるのよ!女の子はこれくらいかわいい格好すればいいじゃない。わたしも還暦まで頑張るけん。ねっ?
ところでわたしは靴を買うのがとても苦手で、ちょこちょこ買うけど実際歩いたら足が痛い…って履かない靴だらけです。サンダルなんかもう何年も前に買ったのをずっと履き続けている。この日はなんかほんとに何履いていいか分からなくなって、雑貨屋さんで買った薄紫色のプラッチックのハートがくっついたおもちゃみたいなサンダルを履いていた。いったいどんなサンダル履いたらいいの…。小さい川を飛び越えたり、水たまりに落ちたりして濡れて、プラッチックがピカピカ光った。


街に降りてきて、散策した。家と家の間の細い道を覗き込むと行き当たりに大きなお寺があった。お寺の門をこそっとくぐりキョロキョロしていたら突然空に花火があがり、音に驚いた猫が草の中からダーッと走って出てきて、そのままどこかへ逃げていった。花火は夏祭り開始の合図らしかった。そういえば玄関先で浴衣の帯を母親らしき女の人に直してもらっている、小さな女の子を見かけた。夏祭り会場の公園へ行ってみたけど、異邦人気分を満喫しただけだった。その後、温泉に入り、帰り際にはまた雨ザーザー降り出して、なんだかとても眠かった。帰ってきてアニメ見て、寝た。