日曜競馬 回顧

大阪杯(G1)]



前後半のラップですが、61.1−57.1  1:58.2。
千米通過が61.1なんて、下級条件並の時計ですね。
前半、ワラワラとポジションを前に取ろうとする騎手も少なからず
いましたね。
その最たる者が、スワーヴリチャードのMデムーロ騎手。
2コーナーから3コーナーにかけて、積極果敢に位置を取りに
行きました。スローペースを読んだことは間違いありません。
やや乱暴とも思える作戦でしたが、それに耐えた馬も立派ですね。
結果的にこれが功を奏して、G1を戴冠することになります。
その真逆が横山典。このドスローを3コーナーまでほぼどん尻。
横山典騎手は仁川に何しに来たのでしょうか。
最近、ミスが目立つMデムーロ騎手ですが、大一番での勝負強さは
健在ですね。
本命に推したアルアインですが、川田騎手の騎乗は満点だったと
思いますよ。現時点での力の差でしょうか。
1〜3着を4歳馬勢が独占。
世代交代の波が押し寄せているのでしょうか。
王者サトノダイヤモンドも騎手同様に、スランプから抜け
出てなかったようですね。
何で戸崎騎手に依頼したのでしょうかね。栗東の騎手なら
阪神芝二千を熟知している人も多いハズなのですが。



前日予想通りに買いました。当たったのは3連複だけ
それもほとんど元取りじゃ仕方ないな

春のイチ押し この一冊

『永遠を旅する者  ロストオデッセイ 千年の夢』


永遠の命をもつ孤独な旅人カイム。
永遠に終わることのない旅の途中に訪れた街や村。
そこで出会った、数え切れない限りある命を持つ人々。
彼らの戦争、騒乱、平和、富裕、貧困、権力、服従
希望、絶望、憎悪、愛、未来、過去などを、カイム
の目を通して紡いだ一期一会の物語の集大成、金字塔。
必読の一冊。


永遠を旅する者 ロストオデッセイ 千年の夢 (講談社文庫)

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『ねぇ、柴田。』


主人公は高校生の女の子、謎めいた美少女、柴田優。
生まれてから中学2年で、今の里親に引き取られるまで、
児童養護施設で育つ。しかし、そのことで周囲の心ない
対応、強烈なイジメがトラウマとなり、イヤフォンで両耳
を塞ぎ他人との関係を絶ち、自分の世界だけに耽るようになる。
自分の育ちを知られない、高校は遠くの進学校に上がった
ものの、やはりトラウマが消えることなく、身上が露呈する
のを恐れ、両耳をイヤフォンで塞ぎ、クラスメートとの関係
を完全に遮断した生活をしていた。
転機が訪れたのは高校2年。クラス替えにより柴田の隣席に
座ることとなった中嶋雄太の存在。
中嶋の朝夕のあいさつに始まり、機を見て柴田に声をかける
ようになって、徐々に柴田は胸の内を開いていく。
柴田が唯一心を許した、中嶋の夭折した双子の妹による
柴田と中嶋が出会う工作も功を奏して...。


――ねぇ、柴田。 (SKYHIGH文庫)

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