シェアするといいこと
今週の日経新聞に、「シェア住居」のことが書かれていました。
鍵のかかる個室はあるが、風呂やキッチン、リビングなどを
他の住人と共有して暮らす住宅のことで、
都市部を中心に若者の人気を集めているそうです。
この話には、「へぇー」とちょっと驚きでした。
若い頃会社の独身寮で暮らした経験があるので、
何となくの想像はできますが、全くの他人と暮らす、
というのはどんな感じなのでしょう!?
記事によると、
「常に、ゆるく誰かとつながっている感覚」を大切にする、
今の20代が入居者で多いそうです。
無縁社会と呼ばれる状況が広がるご時世では、
新しいコミュニティの一つなのかもしれません。
そして、"シェアする暮らし"ということも歓迎すべきだと思います。
何よりも建物の無駄が省けます。
ワンルームの一戸一戸に立派な風呂や台所をつけるより、
その分の空間を寄せ集めて、大きなリビングをつくる方が、
豊かな暮らしが出来るような気がします。
シェアすることで、効率よくなる、無駄が省ける、
ということはいろんな場面に適用できるでしょうし、
「3.11以降の暮らし方」の一つのキーワードだと思っています。
車をシェアしてつかう動きなどは結構広がっているみたいですね。
土地や空間を上手にシェアする、ことで
家づくりやまちづくりも効率よくなります。
シェアするといいこと、が増えていくと
もっと楽しい世の中になる気がします。