‘89・10・5


わがイエス

♡ 私です、平和を 我が子よ、ともに働こう、みことばを受けなさい、* それから書き下ろしなさいヨハネ10・14 - 16を開きました)、書くように:「私は良い羊飼いである、私は自分の羊を知っており、私の羊もまた私を知っている。それは、父が私を知っておられ、私も父を知っているのと同じである。そして、私は羊のためにいのちを捨てる。私には、この囲いに入っていない他の羊もいる。私は、その羊たちをも導かなければならない。彼らも私の声を聞き分ける。こうして、一つの群れ、一人の羊飼いとなる。」♡ こうなった時 地上は輝くであろう、私は完全さと平和をひろめ 地上には以前と同じように みずみずしい物が育つであろう ♡
*イエスは聖書のことを仰っています。

立ち上がってイエスの右頬に口づけしました。私の前にある聖心の御像にそうしたのです。イエスがそばに座っておられるのが心の眼で見えましたが、キスした直ぐあとに、手を持ち上げ、私のキスした場所に触れて、喜ぶ子どものような顔をなさいました。 — イエスはこの出来事を書きとめるように頼まれたのです。

まこと愛する者よ、私がすべてを感じているのを示すためです ♡ 来なさい 我が子よ、一緒にいよう、分ちがたくなって ♡

主イエズスの受洗記念の祝日


十三、イエズスの洗禮
其(その)時イエズスはヨハネより洗禮を受けるため、ガリレアからヨルダン川に来たり給ひました。ヨハネは之をことわって云ひましたには『我(わたし)こそ汝(あなた)から洗禮を受くべき者であるのに、却(かえ)って汝が我に来られたですか』と。イエズスが答へて申しましたには『今姑(しばら)く其(それ)を許しなさい、我等は斯く一切(すべて)の正しき事を為遂げるのが當(とう)然である』と。そこでヨハネは彼に許しました。イエズスが洗禮を受けて直ぐに水より上がり給うた時、御覧なさい、天は彼のために開け、天主の聖霊が鳩のやうに降りて、御自分の上に来り給ふのを御覧なさいました。又天から聲(こえ)があって『是は我心(わがこころ)を安んずる我愛子(あいじ)である』と云ひました。(マテオ三の十三より十七)

原版ジェローム・ナタリス(1507~1580年)著『キリスト伝』
昭和4年(1929)宣教師マキシム・プイサン翻訳発行
『我天主イエズス・キリストの伝図解』No.13 より