種型UAV

Via Popular Science "Scenes From a Drone Trade Show"

Lockheed Martinのエンジニアが持っているのはカエデの種を模したユニークな垂直離着陸型(VTOL)のモノコプター無人機"SAMARAI"の試作品である

カエデの種というのはこの写真の様なものですね。

種の本体が入っている部分が重く、それを中心にくるくる回転すると翅の部分で揚力が発生して落下速度が遅くなり、種が広く拡散するという仕組みになっている。もしもプロペラの推力で回転させれば位置を維持することも出来る。
以前の動画をみると、

おお、ちゃんと飛んでいる。

この動画だけでは推進方向のコントロールがどうなっているのか不明瞭ながら、上昇/下降に関しては十分コントロール出来ているようである。
個人的な予測としては、こうした機体は精密な位置制御や速度が求められる用途ではなく、構造の単純さを利して小型・多量に投入する方法が適していると考えている。
昔描いたポンチ絵をさらしておこう。

さて、これが実戦投入されるのは何処の戦場か?