good time music .com

2010-06-14(Mon) 引越しにて統合

本家http://d.hatena.ne.jp/masuo45/

連動して続けてきましたが、

このたびブログの引越しに伴い

ここはほぼ更新しないことにしました。

引越し先は

http://smallmagic.exblog.jp/

ここで書いてきたような

音楽ネタも満載にしていくつもりです。


本家ともども

お気に入り登録されている皆様には

ご迷惑をおかけしますが、

何卒よろしくお願いします。

2010-03-14(Sun) good time music .com 154号

bannai452010-03-14

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■The Heart Of Saturday Night / Tom Waits (1974)■


ある土曜日の夜

いつものように暇を持て余しているバー

僕はカウンターのいつもの席に座っていた

開けたばかりの赤ワインのボトルを

僕とマスターのグラスに注ぐ

そのとき、トム・ウェイツの「土曜日の夜」が

店内を優しく包み込むように鳴り始めた


「せっかくだから乾杯しよう」

「乾杯って何に?」

「今日は土曜日の夜だよ、それにほら」


僕は天井を指差した


「ほんとだな、よし」

「乾杯、ハート・オブ・サタデー・ナイト」

「乾杯」


外はそぼ降る雨だった

どうしてだろう

土曜日の夜は雨が似合う

2010-03-08(Mon) good time music .com 153号

bannai452010-03-08

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■Bearsville Box Set / V.A. (2009)■


96年に発売された初版のボックス・セットは、長門芳郎氏のライナーにあるように、瞬く間に市場から消え去ってしまった。あえなく僕は買いそびれてしまい、中古屋に行くたびに血眼になって探し回っていた。


ただ、当時働いていた職場には奇跡的にもこの初版ボックスがあり、音源は常に聴ける環境だった。休み時間のたびに聴いていた僕に、上司は「またそれか、オマエはー!」と言われ、喜んでいたことを覚えている。


あれから13年かと思うと、月日が流れるのは本当に早い。たかだか13年だが、今もあの頃と同じように良い音楽を聴いては、ニヤニヤしながらときめいている自分がいる。とても良いことだ。


僕の大好きなボビー・チャールズがこの世を去った。

あちらでポール・バタフィールドやロニー・バロンなどと

酒でも飲みながら楽しくやっているだろうな。

きっとリック・ダンコが調子よく茶化しにも来るはずだ。

2010-01-21(Thu) good time music .com 152号

bannai452010-01-21

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■Tokyo Sessions 1989 / Peter Gallway (2010)■


21年前の東京の記録は

色褪せることなくどこまでも瑞々しい

リズムは洒脱に跳ねる

そして、ことばが紡がれていく



東京FMのスタジオで放送用に行われた、ピーター・ゴールウェイと佐橋佳幸をはじめとする日本人ミュージシャンによる伝説のセッション。その高い演奏力と歌がブレンドされていくさまは、ここでつらつらと書くことよりも、ぜひ体感してほしい。


音質の良さにも驚いた。リマスタリング作業もさることながら、21年前から保存状態がよかったのだろうと思う。リリースを前提としない音源であるから、こういう類いのものは多少なりとも劣化していたり、そもそも音源が残されていないこともあるだろう。まさにこれは快挙だ。ここに刻まれた素晴らしい音楽に、僕はおもちゃ箱を開けた子供のようにはしゃいでいる。


DVDは89年の東京公演が映し出される。これも当時、記録として残しておいたものだというから、凝ったカメラワークなどなく、ほぼ固定の映像だ。画質も決して良好というわけではない。しかし、むしろこのシンプルさが臨場感を煽るのだ。


そう、ピーター・ゴールウェイにはシンプルということばがよく似合う。

シンプルにして真実、あるいは誠実。

2010-01-16(Sat) good time music .com 151号

bannai452010-01-16

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■Bobby Charles / Bobby Charles (1972)■

20歳の頃、このLPを手に入れた。

その後、CDは88年盤をはじめ、

2曲のボーナス・トラックが収録された98年盤

4曲のボーナスの2007年の紙ジャケ盤

そしてジャケット、タイトルが異なるフランス盤

トータルで5枚所有していることになる。


同じアルバムを複数枚所有しているのは

大抵がナイアガラ関連であるが、

ボビー・チャールズのベアズヴィル盤と

『ナイアガラ・ムーン』の所有数が同じだった。


本家(http://d.hatena.ne.jp/masuo45/)でも書いたが

今宵はLPで聴いている。

芳醇な「I Must Be In A Good Place Now」が

心の底まで染み込んでいく。





I Saw a butterfly.

And I named it after you.

Your name has such a pleasant sound.

Love is all around and all I see is you.

I must be in a good place now.

2009-11-29(Sun) good time music .com 150号

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■ここで逢いましょう at ムジカジャポニカ 2009.11.27.■


僕たちが思うほど

そんなに月日は流れていない

とはいえあの頃20代だった僕たちは

30代に入り 住む場所を変えたり

あるいは家族を持つことになった


チョウ・ヒョンレが歌い

キム・スチョリも歌う

そして辻凡人がリズムを刻む


懐かしいあの一挙手一投足


あまりにも恥ずかしい言葉だが

ラリーパパ&カーネギーママは

僕たちにとって

青春の1ページなのだ


good times are comin'...

遠くのほうで誰かがそうささやいている

2009-10-21(Wed) good time music .com 149号

bannai452009-10-21

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■ろっかばいまいべいびい / 西岡恭蔵 (1975)■


「まぁみなさん、元気に生きていきましょう」


1999年、初春。

あるラジオ番組にゲストとして西岡恭蔵が出演していた。

彼が自らの生に終止符を打とうとする少し前のことだ。

その一言は番組の終盤、リスナーに向けたメッセージだった。


僕はこの番組の録音テープを

彼がこの世を去ったあとに聴いてしまい、

当然のごとく、涙が止まらなかった。


今夜は「ピエロと少年」を聴こう。


おじいちゃんは悲しさ与える 生まれついてのピエロだから


そんな一節がある歌だ。

2009-10-03(Sat) good time music .com 148号

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■スチョリ vs ヒョンレ at京都SOLE CAFE 2009.09.26.■


それぞれの道を歩み始めたふたりの歌い手がいる

ひとりは美しいピアノに流麗な歌を紡いでいる

もうひとりは酒をあおりながら

思い向くままにギターをかき鳴らし叫んでいる


その昔

彼らはひとつのバンドの血であり肉であった

たった4年前のことなのに

とても遠い昔のような気がする


僕はこの日を待ち望んでいたんだ

スチョリとヒョンレの歌声が交わる瞬間が

この上なく好きだった

その瞬間はとてもマジカルで

例えるなら

ジョンとポールのそれに似ているかもしれない


誰かの夢の続きだった

しかしあの日から

いよいよ新しい幕が上がり始めた

2009-09-03(Thu) good time music .com 147号

bannai452009-09-03

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■One Summer Day / Peter Gallway (1976)■

リネン素材のシャツと

淡いベージュのコットンパンツに

履き慣れたトップサイダーのデッキシューズ

それと愛用のアコースティックギター

白のワーゲンに乗り、フリーウェイを走る

日はまだ昇ったばかりで

空気が、光が、瑞々しい

あれは1976年の夏だった

2009-08-26(Wed) good time music .com 146号

bannai452009-08-26

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■初恋に捧ぐ / 初恋の嵐 (2002)■

男の歌はすぐそこにある

絞り出す感情

空気を湿らす吐息

けれど男はもういない

これは想像のストーリーなのか

とある真夏の夜の事なのか

晩夏の夕暮れどき

男の歌は胸に染み入る