引越しにて統合
本家http://d.hatena.ne.jp/masuo45/と
連動して続けてきましたが、
このたびブログの引越しに伴い
ここはほぼ更新しないことにしました。
引越し先は
http://smallmagic.exblog.jp/
ここで書いてきたような
音楽ネタも満載にしていくつもりです。
本家ともども
お気に入り登録されている皆様には
ご迷惑をおかけしますが、
何卒よろしくお願いします。
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■Bearsville Box Set / V.A. (2009)■
96年に発売された初版のボックス・セットは、長門芳郎氏のライナーにあるように、瞬く間に市場から消え去ってしまった。あえなく僕は買いそびれてしまい、中古屋に行くたびに血眼になって探し回っていた。
ただ、当時働いていた職場には奇跡的にもこの初版ボックスがあり、音源は常に聴ける環境だった。休み時間のたびに聴いていた僕に、上司は「またそれか、オマエはー!」と言われ、喜んでいたことを覚えている。
あれから13年かと思うと、月日が流れるのは本当に早い。たかだか13年だが、今もあの頃と同じように良い音楽を聴いては、ニヤニヤしながらときめいている自分がいる。とても良いことだ。
僕の大好きなボビー・チャールズがこの世を去った。
あちらでポール・バタフィールドやロニー・バロンなどと
酒でも飲みながら楽しくやっているだろうな。
きっとリック・ダンコが調子よく茶化しにも来るはずだ。
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■Tokyo Sessions 1989 / Peter Gallway (2010)■
21年前の東京の記録は
色褪せることなくどこまでも瑞々しい
リズムは洒脱に跳ねる
そして、ことばが紡がれていく
東京FMのスタジオで放送用に行われた、ピーター・ゴールウェイと佐橋佳幸をはじめとする日本人ミュージシャンによる伝説のセッション。その高い演奏力と歌がブレンドされていくさまは、ここでつらつらと書くことよりも、ぜひ体感してほしい。
音質の良さにも驚いた。リマスタリング作業もさることながら、21年前から保存状態がよかったのだろうと思う。リリースを前提としない音源であるから、こういう類いのものは多少なりとも劣化していたり、そもそも音源が残されていないこともあるだろう。まさにこれは快挙だ。ここに刻まれた素晴らしい音楽に、僕はおもちゃ箱を開けた子供のようにはしゃいでいる。
DVDは89年の東京公演が映し出される。これも当時、記録として残しておいたものだというから、凝ったカメラワークなどなく、ほぼ固定の映像だ。画質も決して良好というわけではない。しかし、むしろこのシンプルさが臨場感を煽るのだ。
そう、ピーター・ゴールウェイにはシンプルということばがよく似合う。
シンプルにして真実、あるいは誠実。
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■Bobby Charles / Bobby Charles (1972)■
20歳の頃、このLPを手に入れた。
その後、CDは88年盤をはじめ、
2曲のボーナス・トラックが収録された98年盤
4曲のボーナスの2007年の紙ジャケ盤
そしてジャケット、タイトルが異なるフランス盤
トータルで5枚所有していることになる。
同じアルバムを複数枚所有しているのは
大抵がナイアガラ関連であるが、
ボビー・チャールズのベアズヴィル盤と
『ナイアガラ・ムーン』の所有数が同じだった。
本家(http://d.hatena.ne.jp/masuo45/)でも書いたが
今宵はLPで聴いている。
芳醇な「I Must Be In A Good Place Now」が
心の底まで染み込んでいく。
I Saw a butterfly.
And I named it after you.
Your name has such a pleasant sound.
Love is all around and all I see is you.
I must be in a good place now.