ASKAソロ
実家からCD/DVDが送られてきたので最近良く聴いているASKAソロ。音楽を受け付けない状態でも何か聴かないと落ち着かない僕のような音楽人間には、幼少から耳に馴染んでいる声を聴くという行為がある種の精神安定剤のようになっています。こうして気力を回復することで、また他のいろいろなアーティストの曲を聴き出せるようになるのです。
Girl(1998)
スパニッシュ・サウンドとシンセ・ビートの融合、シンプルなようでシンプルでない楽曲展開に惹かれた「Girl」。
以前の記事でCHAGE and ASKAのアルバム「NO DOUBT」(1999)を聴いて音作りが打ち込みから生音(アンビエンス)志向にシフトしたように感じたと書きましたが、あれはこういったソロワークであるとか、移行期のアルバム(Code Name二作)におけるギターサウンドを通過して成されたものだったのだと今は理解しています。当時リアルタイムで聴いていた人がそういった経緯を知らなければサウンドの変化に戸惑うのは無理からぬことで、何の先入観もなく「NO DOUBT」の世界観に浸れた自分はある意味幸運だったのかもしれません。
ASKAの楽曲はその曲ごとに全く違ったジャンルを呈しているにも関わらず統一された世界観を保っています。曲のスタイルに定型がない自分としてはそういう意味での共通項を感じるようになったというか、単に歌い手としての存在から作曲能力、特に自身の楽曲のイメージ能力、具現化能力の面において尊敬する人物という位置づけに変わってきたように思います。
- アーティスト: ASKA,松本晃彦
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2001/04/18
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- アーティスト: ASKA,飛鳥涼,ポール・スタベリー・オーダフィー,松本晃彦,古川昌義,瀬尾一三,澤近泰輔,十川知司,ロビン・スミス,平野孝幸
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