やかん、世に言う、お湯沸かし。

わが身世にふる、じじわかし (創元推理文庫)

わが身世にふる、じじわかし (創元推理文庫)

感想は コチラ に。
大好きなシリーズの最新刊(3作目)。「江神二郎シリーズ」の15年ぶりの新作には負けるが、このシリーズも約9年ぶりの再開。私がこのシリーズの2作目を読んだのも5年以上前のこと。ミステリファンは待つ事に慣れているのかもしれない(このシリーズに関しては続編の構想があるのかすら分からなかったが…)。私が今現在、再開を熱望しているシリーズは何だろう? 西澤保彦さんの「匠千暁シリーズ」だろうか(タカチLOVE)。はたまた北村薫さんの「円紫さんと私シリーズ」だろうか(これは完結した感じもする)。あっ、舞城さんの「奈津川家シリーズ」も忘れてはいけない(これは再開の噂あり)。

車じゃないよ、夏でも眠いよ。

熊の場所 (講談社文庫)

熊の場所 (講談社文庫)

感想は コチラ に。
その舞城王太郎さんの作品。舞城さんの作品を読む時は、絶叫マシンに乗る前のような勇気と覚悟がいる。しかしこれが乗ってみると意外に達成感と爽快感がこみ上げてくる。本書の表題作熊の場所に即して言うなら、恐怖を克服するために立ち向かった自分を褒めてあげたい気分になるのだ。…といっても舞城作品はそれほど怖くもないんですけどね。むしろ本読みとしては機関銃をぶっ放したようなカ・イ・カ・ン。

昨日の、今日の、後ろの、正面。

凶笑面 蓮丈那智フィールドファイル? (新潮文庫)

凶笑面 蓮丈那智フィールドファイル? (新潮文庫)

感想は コチラ に。
北森作品読了3冊目。3冊目にして初めて私には合わなかった。短編なのに情報量が多すぎて処理しきれないまま事件は発生し、解決してしまった。私の読み方・理解力不足が悪いのだろうか(あまり悪いと思ってないけど…)。歴史・学問ミステリは嫌いではないけれど、殺人事件との乖離が気になる。そういう意味では鯨統一郎さんの『邪馬台国はどこですか?』のような殺人事件を除外した作品の方が好ましいかも。

星降り天象の昇天。

星降り山荘の殺人 (講談社文庫)

星降り山荘の殺人 (講談社文庫)

感想は コチラ に。
8月13日がピークだったペルセウス座流星群に胸を熱くしたプチ天文好きの私です。決して暗くはないし、視界も狭い悪条件の中でも1時間で3,4個の流星が見えました。1時間も宇宙(そら)を見上げていると首が痛くなって、首の運動がてらグルグル視界を移していると、1:静止している星も動いている気がしたり、2:動く視界の隅で流星が見えた気がするから厄介だ。また、いい加減、天体観測を切り上げるため「あと1個見えたら」なんて心の中で思ってからが長い。一向に星が流れない事にイライラして視界を移してしまい、1と2のエンドレスリピート…。視界の中心で星を捉える、まで頑張りました。流れて下さい! 流れて下さいっ!

SPECIAL WEEK 1週目。

さてさて、来週の月曜日からラジオ業界は2ヶ月に1度のスペシャルウィーク。今回も2ヶ月前と同じようにAM・FM計3局の放送局の中から私が気になる番組を取り上げます。
TBSラジオ伊集院さんは新コーナースペシャル。懲りないねぇ…。日曜日の方は明日判明(追記:どうやら世界陸上関連の企画らしい。以前、VIPルームに来た為末選手のお話はとても興味深かったので、私には届かない世界の事を知るのは面白そう。あとは出てくるであろう若手芸人の話術次第か。ハァ…。)。伊集院さんといえば浅草キッドのラジオ「全国おとな電話相談室」に明日19日と翌週26日に登場。放送はTBSラジオで日曜日の朝8時30分〜9時00分。起きられるか否か、それが問題だ。JUNKではカンニング竹山さんの番組のゲストが博多華丸・大吉。これは録音したい。ちなみに大吉さんの最新の「はてな」日記はエヴァンゲリオンネタ満載で、大吉さんの意外な一面を見た気分。あと気になるのは久米宏さんのラジオ。1週目のゲストは浦沢直樹さん。2週目には太田光さんの妻・光代さん。気になる人選です。
ニッポン放送水曜日のANNにaikoさんが復活! 「ぬるコム」好きとしては必聴です。ANNもJUNKも女性パーソナリティが一人もいない現状は寂しいですね。私が今、ラジオに戻ってきて欲しい人はaikoさんとさまぁ〜ずです。金曜日のANNは24時間頑張ったあのアイドル。スペシャルウィークに放送しない番組なんて止めちまえっつーの。
J-WAVE気になるのは岡田氏の番組のゲスト。これも分かり次第追記。来たれ作家さん!
追記:J-WAVEのサイトによるとゲストは作家の佐藤多佳子さん。来たれ作家さん、と書いたら本当に来た。もしかしてゲストの人選は私の思うがまま(笑)? では、わがままを言わせてもらうと、次回は乙一ちゃん、ほむほむ、伊坂さん、知人でもある金城さんなどの男性作家さんを呼んで欲しいな。もしこれで2ヵ月後、本当に男性作家が来たら男子校でも女子高でもない学校です。それは共学。いやいや、驚愕です。>下らない…)

心の病気は治ったのか!?

ラジオといえば、今日深夜3時からのニッポン放送ANNRはチュートリアルが担当。実はこの事を書きたかったから今日頑張って更新してます。しかし1ヶ月過ぎるの早いなぁ…。

あっという間劇場。

「住んでみたい時代」をインターネットでリサーチするって、なんなんでしょ。言っとくけど、平安時代にインターネットは無エぞ! ハァ テレビも無エ ラジオも無エ 車も絶対走って無エ 俺らこんな時代いやだ〜♪(by.幾三) 牛車は結構走ってるかもね…。