松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

CDの寿命

おぢちゃんが1996年に買ったマーラー「復活」のCDです。
明りに透かしてみると、中心部から穴があいて、ひびわれにようになっているのが判ります。
こうなるのは、買って一時期でも、しょっちゅうCDプレーヤーにつっこんで聴いていたタイプのものに多いです。
ほとんど聴かず、棚に寝かせるだけだったものは、ここまでひどくなっていません。
去年買った朝比奈さんのCDの一部です。本当はこうなってないといけないわけです。
 
上の「復活」のCDも、iTunesに取り込みには成功したんで、決してまったく読めなくなっているわけではないと思います(取り込み時にいまどきのマシンでエラー訂正するんで、その効果もあるでしょう)。
とはいえ、気持ちのいいものではない。
 
ネットで見ると、「手あかをつけない」「iTunesなどにコピーして直接使わない」のが延命策という書き込みがけっこうありますね。
だいたい、寿命は20〜30年ぐらいじゃないのか、というのが相場みたいです。
 
で。冒頭の劣化CDですが。ホワイトリカーをつけたティッシュで汚れをふき取って、再び棚に戻しておきました。
 
ふだん聴く分は、iTunesに取り込んだデータで充分ですので、たぶん次に開封するのは、iTunesに再度取り込む必要が出てからだと思います。