夢見ヶ崎動物公園騒動記

夢見ヶ崎動物公園騒動記

夢見ヶ崎動物公園騒動記

図書館本。川崎市の無料動物園のいろんな話。無料動物園と言うと、私なんかは真っ先に大宮公園のクマとか思い浮かべるんだけど、ユメミはさらに大きいみたいで、シマウマやレッサーや霊長類系やらバラエティに富んでてびっくり。嘴の折れたペンギンの人工嘴のくだりはニュースで見て知ってたけど、ここのコだというのは知らなかったー。基本的には面白いエピソードがメインなんだけど、園の動物が盗難されたり、少年たちに殺されたりといったショッキングな事件も取り上げられていて、衝撃。誰でも入れる動物園ならではなのか、よそでもあるのか気になる。
 
 

いちばんのセキュリティーホールは人間

友達が飲み会で、市役所職員のコにいきなり「結婚したんでしょ、おめでとう」と言われて、「まだこのメンツには言ってないのになんで知ってるの?」と尋ねたら、「住民基本台帳ネットワークで調べた」と言われてゾーっとしたそうだ。そのコは以前にもほかの友達の彼氏のことを調べたり、「なんかあったら調べてあげるから」とあちこちで言ってるらしい。
…だから言わんこっちゃない。いちばんのセキュリティーホールは人間なんだから、住基ネットが安全なんてありえないって前々から思ってたけど、実際に友達の口からこういった生々しい話聞くと、基本台帳への参加を選択性に改正してくれとマジで思う。公務員の守秘義務なんてあてになんない。「ノーブレス・オブリージェ」って言葉とかさー、きっと知らないんじゃない?