長所と短所


 先日、DQXの予備機として購入したと書いたNintendoSwitch。予備用途だけではいささかもったいないので、DQXの普段使い用として使えないか試してみることにした。今はWiiUでDQXをやりつつ動画を見るのにも使っているが、もしSwitchでDQXができるようになれば、WiiUを動画再生専用にできるからだ。
 性能そのものはSwitchの方が上なだけあって、3DSでプレイする時のような重さや画面の粗さなどでストレスは感じない。十分にメインで使える。では何故今まで予備に回していたかというと、アクセサリが足りなかったからだ。

充電しながらテーブルモードで遊ぶには

 私は元々、DQXを携帯モードでプレイするつもりがなかった。持ち運び中に遊ぶというのを想定していないからだ。よって、後はTVに接続するTVモードか、TVを使わず液晶画面でプレイするテーブルモードのどちらかだが、WiiUで動画を見ながらプレイしようとしてるわけだから、TV画面は動画で使う。よってテーブルモードがメインということになる。
 ところが、公式アクセサリだけだとテーブルモードだと充電しながら遊ぶことができない。Switchの充電コネクタは本体下にあるため、机に立ててしまうと充電ができなくなるからだ。そのため、サードパーティ製の「充電しながらテーブルモードで遊べる」アクセサリを一応買ってあった。
 その矢先に、先日の「サードパーティ製の充電機器を使ったら本体が壊れた」事件である。これでは怖くてサードパーティ製の充電機器など使えない。
 しかし、別の答えがあった。



 このホリから出ているスタンドは、公式の充電コネクタを使いながらテーブルモードで遊べるスタンドである(物理的に、コネクタを差したまま立てかけられるようになっているだけだが)。これなら充電機器の心配は要らない。

盲点

 実際、アストルティアで週課や日課をクリアしてみたが、当然だが特に何の問題も感じなかった。これなら普段使いで使えるな、と思ったその矢先、フレンドがログインしてきた。
 挨拶を返そうとしてふと気付く。当然だがキーボードがない。Switch本体には充電コネクタ以外汎用コネクタはない(後はジョイコンを繋げられるコネクタのみ)から、テーブルモードかつ充電しながらだと通常のUSBキーボードが繋げられないのだ。なので、ソフトキーボードを使おうとして唖然とした。WiiU版のソフトウェアキーボードに比べて異様に使いづらい。WiiUだと画面下半分のみを覆わないキーボード部分が、画面全体を覆ってしまう。また、チャットラインの変更方法が非常に分かりにくい(文章を完全に決定してからでないとチャットラインを変えられない)。
 結局、話しかけられてから5分くらいしてようやく返事する始末である──しかし、そのフレンドもSwitch使いの人で、Switchのテーブルモードでのチャットのやりにくさについてはかなり共感してもらえた。
 充電しながらキーボードを繋ぐには、充電コネクタに分岐コネクタを繋がなければならない──これも非公式になってしまう。


 Switchのオンラインプレイのメインストリームであるスプラトゥーンマリオサーキットには、相手とチャットする機能がないから、チャットするためのツールが充実していないのも分からなくはない。とはいえ、せめてBlueToothキーボードくらいは繋がせてもらいたいのだが……。私はチャットするためにDQXをやっているようなものなので、今のままだとSwitchはやはり予備機の域を超えられなさそうである。