新婚旅行-9日目(パリ最後の夜)


この旅で初めての雨。この旅行もとうとう明日で最後。パリでのもう1泊はホテルをチェンジすることにしている。Bel Amiをチェックアウトして、サンジェルマン・デ・プレでお買い物&散策。

まず、最古のデパート、ル・ボン・マルシェへ。なかなか老舗の風格を漂わせた建物。しかし奥さんが満足するものは見つからず。この頃にはあれだけ降っていた雨が嘘のように止んで晴れ間が出てきた。

次にアラン・ミクリへ。今回の旅でメガネを新調したいと思っていた。事前に青山のミクリで候補はチェックしてきたのだけど、ここでは気に入ったものが見つからず。

そのまま歩いて、奥さんの買い物にお付き合い。さらに、ジェラール・ミュロでお惣菜を買って、リュクサンブール公園で食べることにした。


すっかり晴れた空。ちょっと寒かったけど、気持ちよい青空の下でお昼ごはんを食べた。
そのまま近くのカルティエ財団へ。ジャン・ヌーベルのガラス建築。カルティエ財団を出て、再びデ・プレ教会まで戻ってきた。ホテルに戻る前にちょっと休憩。

サンジェルマン・デ・プレ教会を眺めながらコーヒーを飲んだ。そしてホテルで預かってもらっていた荷物をピックアップして、タクシーで今夜泊まるパッシーのホテルへ。

エッフェル塔のすぐ近く。タクシーでエッフェル塔の脇を通った。Hotel Sezz、かなりいかしたホテル。部屋も広くてお風呂も大きくて奥さん大喜び。

一休みして、再び出動。サントノレのブランドストリートでお買い物。まずコレットに行ったけれど、めちゃくちゃ混んでいた。かなり人気あるみたい。そのあと、お土産を探してあちこち回ったけど、よいものが見つからず。

買うものは無いけれどコムデギャルソンにも行ってみた。平常営業しているけど建物は大工事中。なにか新しいことをするのかしら。
このまま私が何も買わずに日本に帰るのも寂しいので、もう1軒のアラン・ミクリに行ってみることにした。タクシーでサンチエへ。ものすごく下町情緒あふれる通りで、こんなところにミクリなんてあるのかなと思っていたら本当にあった。そしてすばらしい品揃え。欲しいものも見つかったので購入することに。一昨日、奥さんにカルティエの時計を買ってあげたので、奥さんがお返しに私のメガネを買ってくれた。ありがとう。
買い物を終えて、ホテルに戻り、着替えて再び外出。この旅の最後のディナーは、エッフェル塔が見えるジャン・ヌーベルがデザインしたレストラン、レゾンブル。ドレスコードはそんなにうるさくない店だけど、ジャケットに革靴で出かけた。

ホテルからセーヌ川の川辺をエッフェル塔を見ながらレストランまで歩いた。ちょうど日が暮れかかってライトアップされたエッフェル塔はとても綺麗だった。
レゾンブルもとても素敵なお店で、料理もおいしくて大満足。お腹いっぱいでホテルに戻って、死んだように眠った。いよいよ明日は帰国。

Hotel Sezz

ADRESS:6, AVENUE FRÉMIET, Paris, FRANCE
TEL:33 (0)1 56 75 26 26
URL:http://www.hotelsezz.com/uk/



パッシーの近くにある、かなり尖ったデザインホテル。セーヌ川を挟んでエッフェル塔を臨む。立地は少し悪いけれど、デザインはかなり秀逸。今回の旅のホテルの中では1番かっこいいと思う。

Les Ombres(レゾンブル)

デザイン:ジャン・ヌーベル(2006年)
27, quai Branly, 7e, Paris, FRANCE
TEL:33 (0)1 47 53 68 00
営業時間:12:00-14:30(ランチ) 15:00-17:00(サロン・ド・テ) 19:00-22:30(ディナー)
定休日:12/25


ケ・ブランリー美術館最上階にある、ジャン・ヌーベルデザインのレストラン。天井はガラス張りで照明もかなり暗めで、エッフェル塔への眺望をかなり意識している。天井の鉄骨トラスもエッフェル塔の鉄骨の骨組みを意識しているように思える。

シャンパンで乾杯の後、前菜はサーモン。かるく炙ったサーモンが紫蘇の葉の上に乗っている。脂がよく乗っていて、お寿司のネタのようですごく美味しかった。付け合わせのカリフラワーのムースもライムが利いていてとても爽やか。

メインは牛フィレ肉。これもとっても美味しかった。デザートは洋梨のコンポートにサクサクした生地で包まれたアイスクリーム。お腹いっぱい。